Daily youth. 2 (ページ15)

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山彰さんはずっとうんうんって聞いてくれて、
少し落ち着いてきた。

『、、北人さんに意識低いって怒られちゃいました、、』

山彰「、、そうか」

泣き止んだ私を静かに身体から離して、目を見て話してくれた。

山彰「Aは、弱くない。いつでも泣いてええからな。」

『っ、はいっ、』

ふっと笑う山彰さんにまた涙がでて、うん、泣いてええぞって頭を撫でてくれた。

いつもそんなことしないくせにっ、、、！
ずるい、山彰さん。

山彰「じゃあ、こっからは俺の仕事じゃないから、ちゃんと抱きしめてもらえよ？」

『えっ？』

「A！」

『RIKUさん、、』

RIKU「山彰、ありがとね」

山彰「はい、じゃあ任せました」

山彰さん、かっこよすぎだしっ、、。

RIKUさんが喧嘩しちゃったねって抱きしめてくれた。

今思えば、北人さんだって忙しいのに、私だけが大変みたいな言い方して押し付けた、、。

私、謝らなきゃ、、、。

RIKU「辛かったね」

『私、ひどい言い方しちゃった、』

RIKU「うん、じゃあ北ちゃんが来たらちゃんと謝ろう？」

『そこは、北人さんきてからでいいの、、？(笑)』

RIKU「ふはっ、いいのいいの！北ちゃんの勘違いでしょ〜」

『えっ？北人さんなに勘違いしてたんですか？』

RIKU「え？」

え？北人さん、私がキスマークのメイク落とさなかったの周りのスタッフさんとかに勘違いさせるから、落とさないのは意識低いって言ってたよね、、？

それの何が勘違いなの、、？

RIKU「おバカさんなの？」

『おバカさんじゃない！』

RIKU「山彰からパッと話聞いたけど、多分北ちゃんメイク落とさなかったの怒ってるんじゃないよ」

『え？』

RIKU「やっぱりおバカさんじゃん(笑)」

『だから、おバカさんじゃっ、、、』

すると会議室のドアが荒々しく開いた。