Daily youth. 2

◎危険 ページ3

(壱馬side)


今日もあちーな、なんて思いながら眩しい空を見上げる。

雨ばっかだったくせに、キラキラした表情見せやがって、、。(笑)


まあ、A快晴の日大好きやし、喜ぶからええか。(笑)





すると、ちょうど奥の方にAが歩いてるのが見えて、駆け寄ろうとすればAの後ろに怪しげな影。


あれって、危ないヤツじゃ、、、





「おっはよー！珍しいね朝会うの」

壱馬「お、おう、おはよ北人」

北人「ん？どうした？変な汗かいてるけど、、」

壱馬「Aがっ、、！」

北人「、、A？」




こいつ、ほんとAのことになると、目の色変わるよな。

でも、今はそんなこと話してる訳には行かない。

Aのことつけてるやつをなんとかしねえと。





壱馬「あれ」

北人「ストーカー、、？行かなきゃっ、、」




今すぐ走り出そうとした北人の手首を掴んだ。




北人「なんで止めんのっ、！Aがっ、！！」

壱馬「分かってる、落ち着け北人。今こんな人通り多いとこで俺たちが抑えたら、Aの怖い思いした記事が一生出回るんだぞ。」

北人「、、そっか、じゃあ、なにか仕掛けてくるまでは、Aのこと見守ってつけよう。」

壱馬「おう」






怖い思いさすのは絶対いやだけど、ここでそれが広まればその文字を見る度に怖かった思いがふつふつと湧き上がってしまうから。

あの男が動き出した瞬間、止められる距離にはいる。


絶対俺たちが守る。




てか、隣にいるこいつが、Aになにかするやつ居たらどうなるかわかんねえから。(笑)

もちろん俺もそうなんだけど、
こいつはオスの目してるからさ。






北人「ほんっと、、なんであの子はあんなに可愛いの」

壱馬「色んな男に狙われるなんて罪な女の子やわ(笑)」

北人「ほんとだよ、、」





壱馬、樹の距離の近さなんとかしてくんない？って言うから、俺は知らんって答えた。

もー！！って隣で怒る北人は、俺より絶対精神年齢低いと思う。(笑)






北人「、、あれ？臣さん？」

壱馬「ほんとだ、」





そんな話をしてたらAの隣に臣さんが並んだ。

少しは安心か、と胸をなでおろした俺と、
もーー、ほんと誰にでも好かれるんだからーーって怒ってる北人。







壱馬「北人っ、、」

北人「行こうっ、、」





そんな時、危険な影が動いた。

守らなきゃ。俺たちが。

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