Daily youth. 2 (ページ12)

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陣「今回は、各グループAにプレゼント買いましたね？」

「「はーい」」

『え、ちょっとまって、、なんで？？』

陣「企画趣旨を話しますと、いつも紅一点で頑張ってくれてるAにご褒美ということで、今回、ずっと来たいって言ってたディズニーに来まして、僕らからですね、いつもありがとうの気持ちを込めてプレゼントを買いました！」

『まってまって、、、』

いつもわがままを言ってるのは私なのに。

迷惑をかけてるのは私なのに。

泣きそうになってると、お隣にいたかれぴさんが覗き込んで変顔をしてきた。

『ふふっ、ありがとうございますかれぴさん。』

翔平「それやめんかいっ」

じゃあ、僕たちのグループからは翔平が代表して渡します！と言う陣さんの言葉で、すぐ近くのシンデレラ城の前に誘導される。

なんかかしこまると恥ずかしいな。(笑)

翔平「えー、いつもですね、僕たちの活動に華を添えてくれてありがとうごさいます。

今日だけは彼氏ということで、RIKUさんが渡したいと駄々を捏ねたのを押さえつけて、わたくしが代表して渡させていただいております！

こちらです！」

翔平さんがグループを代表して渡してくれたのは、小さな箱。

底には刻印で名前とTHERAMPAGEの文字が入ったリップが。

これ、ディズニー限定の、、。

『っ、、、嬉しいっ、ありがとうございますっ、』

思わず抱きつくと、まって！色々ダメ！！って無理やり剥がされた。

えー、、なんて言ってる隙に次のグループの代表LIKIYAさんが。

LIKIYA「もう娘みたいなAからいつも元気もらってるんで、健太とか北人とか渡したいって言ってたんですけど間をとって僕が代表して渡します(笑)」

LIKIYAさんチームからはシンデレラ城の中で売られているジュエリーショップで買ってくれたであろうピアスが。

『かっっわいい、、』

LIKIYA「健太と北人が率先して探してたから後でご褒美あげてね(笑)」

『はいっ、ありがとうございます！』

なんか泣けてくるな、って陣さんが言ってる。

泣くとしたら私だよ陣さん。(笑)

陣「はいじゃー最後のグループ」

目の前に立ったのは少し穏やかな表情になった樹さん。

樹「面倒かけられますし、目離したらどうなるかわかんないんで、困ったやつなんですけど、大切なんで。目つぶって」

目つぶれば、足元にひんやりとした感覚。

目を開いたら泣いちゃいそうな気がした。