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守りたいもの。50 ページ5
あなたside
マンションの入口を出ると
のんちゃんは車の運転席から顔を出して
手をヒラヒラとさせている。
「ごめんね！ずっと待ってたの？」
小瀧「10分前くらいかな」
そう言うと、のんちゃんは
助手席のドアを開けてくれた。
「あ、ありがとう」
小瀧「腹減ってる？」
「うん！もうぺこぺこ〜笑」
小瀧「俺も〜笑」
のんちゃんが走らせる車は
とある飲食店に着き
お店へと入っていく。
お店に入ると店員さんが個室へと案内してくれた。
小瀧「腹減った〜！Aもいっぱい食べや」
そう言いながら
メニューを見てるのんちゃん。
ふと、思った。
あのまま、のんちゃんを好きでいたら
きっとこんな気持ちになる事なんて無かった
小瀧「ん？どしたん？」
のんちゃんの事を
じっと見てたから
それに気づいたのんちゃんが
不思議そうな顔をして聞いてくる。
「ううん！何も無い(笑)」
重への、この気持ちが
なくなってくれたら
どんなに楽なんだろうか…
だけど、消えてくれない…
ううん、消したくないんだと思う…
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作者名：あやまる | 作成日時：2020年9月11日 0時
