守りたいもの。61 ページ16
あなたside
仕事の帰り道、着信が入った。
………………
｢わかった、じゃあ後でね｣
待ち合わせしたお店に着くと
もう既に着いていた神ちゃん。
神山｢おうっ！お疲れっす〜｣
｢お疲れ様〜！もう着いてたんだ｣
神山｢うん、今日たまたま近く居たから｣
｢そうたなんだ！てか久々だね(笑)｣
神山｢ホンマやで〜元気してたか？｣
神ちゃんは私の頭をわしゃわしゃと撫でる。
｢ちょっ、元気だったよ(笑)｣
神ちゃんは中学の時から全然変わらず
一緒に居て安心感があって
お母さんみたいな存在(笑)
神山｢最近どう？順調？｣
｢順調って何が？(笑)｣
神山｢望とやんか(笑)｣
｢順調って、別にそうゆうのじゃないよ｣
神山｢…てっきり、俺はずっと
しげとAが一緒になるって思ってたけどな〜｣
｢…しげ、元気にしてる？｣
神山｢ん〜？元気にしとるでえ
安心して下さいな^^｣
そっか、元気なら良かった…。
｢元気なら良かった｣
神山｢望とはどないする気なん？｣
｢どうって？｣
神山｢あいつ、Aの事
ホンマに好きみたいやん？
Aの中で望に可能性はあるん？｣
可能性、、
確かに、のんちゃんと付き合えば
凄く楽しいし、こんなモヤモヤした気持ちも
しなくて済むかもしれない、、
｢まだ自分の中で整理がついてなくて、
正直今はまだ分からない、、｣
神山｢そうか、まあ、ゆっくりじっくり
考えたらええんちゃうか？^^
Aがどうゆう答えを出そうと
俺は応援するから。｣
そう言ってニコッと笑う。
｢うん、ありがとう｣
やっぱり、神ちゃん、落ち着く。
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作者名：あやまる | 作成日時：2020年9月11日 0時
