「Last」 ページ7
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「あ、A！どうだった？重岡とのお祭りデート」
『もう、仕組んだでしょ』
「ごめんって〜」
学校へ行けばその話。
今でも、あの夜を思い出して頬が熱くなる。
去年の夜の疑問も無事に解消。
嫉妬の視線じゃなくて羨望の視線だったと、彼から直接聞いたときは、勘違いが恥ずかしかった。
でも結局、誤解は解けたからいいかなって。
「お？その反応は…？」
『…お陰様で、付き合えました』
ニヤニヤする友達を置いて、大毅がいるであろうクラスへ足を速めた。
″ 彼女になってください。″
ドアを開ける前、大毅からの告白の言葉を思い出してあの日のように頬が緩んだ。
「A！おはよ」
『おはよう、大毅』
「…なんかお前ら、仲良くなってね？
もしかして付き合ってたり…？」
『あ、いや…』
まさか見られていたとは思わなくて、明らかな好奇の目に後ずさる。
返事に困っていれば、ぐいっと横に引き寄せられた。
「せやで。俺の彼女。やから狙うなよお前ら！」
「うえ、マジで！？」
「重岡やったじゃん〜」
そう言って私を見て、あの笑顔で笑いかけてくれて。
嬉しくなって私も笑い返した。
" よろしくお願いします "
その笑顔が、そう返したときの笑顔とぴったり重なった気がして。
『大毅』
「ん？」
『大好き』
騒がしくなった教室で、彼にだけ聞こえる声でそう囁いた。
『線香花火』Fin.
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凜憧(プロフ) - まさなさん» ありがとうございます。私も今は徐々に自分を奮い立たせてなんとか行ってます…笑 少しでもお力になれるよう、これからも執筆を続けて参ります。 (2019年12月7日 1時) (
レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - 凜憧さん» あれ、読んでくれてるんですか！？嬉しいです！海の滴のあとがきで泣きました。私も数ヵ月前まで保健室登校だったので、凛憧さんの気持ちが分かりました。いつまでも応援してます (2019年12月7日 1時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - まさなさん» なんて嬉しいことを言ってくださるんですか…！大ファンだなんて、もう泣きそうなくらい嬉しい言葉です… チラッと作品の名前を拝見させていただいたのですが、ままがむかえにこなかった。という作品、私読んでおります！！笑 お互い頑張りましょう！ (2019年12月7日 0時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - 『海の滴《紫》』も読んでるんですよ。『夏恋注意報《赤》』も読んでます。そして他の作品もすべて読んでます。私って凛憧さんの大ファンじゃないですか？（唐突）大好きです！頑張って下さい！応援してます(о´∀`о) (2019年12月6日 22時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - ばと担さん» ありがとうございます！わ、キュンキュンしてもらえてよかったです！嬉しいです、頑張らせていただきます！ (2019年7月9日 11時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
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