I02.偶然だといいけどね ページ21
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有岡「え、Aちゃん一緒なんだ！」
伊野尾「そうみたいだね」
バーベキューにいったメンバーのグループ。
珍しくAちゃんからのメッセージだと思って開くと、選択授業について。
合同の発表会のことかな、きっと。
‘偶然’にも、俺たち４人とAちゃんは同じで。
もしかしたら同じ班になるかもしれないね、なんてそんなやり取りを交わした。
岡本「あ、あの子Aちゃんじゃない？」
八乙女「え、まじ？」
話をしていると、いつの間にかその選択科目を受ける時間で。
教室に入ってすぐ、圭人がAちゃんを見つけた。
手を振ろうかと思った、
けど、やめた。
伊野尾「前、いい？」
A「大丈夫ですよ」
Aちゃんの友達であろう、少し派手な子が隣にいる。
びっくりして目を見開いてる理由、なんとなく想像できる。
隣に座った光は時折後ろを向く。
気になって仕方がないんだろうな、Aちゃんのこと。
そんな光をみたら笑えてきて。
八乙女「なに笑ってんだよ」
伊野尾「別に？楽しそうだなーと思って」
授業中、ばれない程度に話していると、ふいに先生が発表会のことについて触れてきた。
...へぇ、班はくじびきで決めるんだ。
大ちゃんか誰か一緒にならないかな
・
有岡「何番だった？」
A「６です」
有岡「え、一緒だ！」
俺のすぐ後ろ。くじをひいた大ちゃんがAちゃんに話しかける。
どうやら二人は班が同じらしい。
有岡「いのちゃん、何番？」
伊野尾「今からひきにいってくる〜」
ひらひら、と手を振り階段をおりて教卓の上にあるくじを適当にひく。
あわよくば、６がいいな、なんて思いをこめて。
A「伊野尾先輩、何番でしたか？」
伊野尾「へへ、まだみてないからわかんないけど...Aちゃん見てよ」
A「え、私がですか？」
とったくじを、Aちゃんに渡して前を向く。
するとすぐにたたかれる肩。
A「おんなじでした、よろしくお願いします」
伊野尾「え、おんなじなの？ラッキー」
有岡「いのちゃんもいんのかよ！」
俺のくじは‘偶然’６番だったみたいで。
よろしくね、とAちゃんに告げる。
Aちゃんとその友達は運が悪かったのか違う班になったみたい。
ごめんね、でもこれは仕方のないことなんだ。
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☆とも☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは。読むたびにきゅんきゅんしちゃってもうたまんないです(*´Д｀*)大好きなメンツが揃ったお話なので更新が楽しみです(^^)題名も過去形なのがどういう意味なのか、それも楽しみです(*^^*)次回更新も楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2018年4月8日 23時) (
レス) id: 0a1f63184e (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！伊野尾ちゃんと光気になるー (2018年3月23日 22時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 最高に面白いです!!!ズッコケ3人組が出てくるところもいいですね(笑)これからも頑張ってください!更新めっちゃ楽しみに待ってます! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 7d06f3cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も ◎ | 作成日時：2018年2月25日 20時
