09.バーベキュー ページ15
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有岡「それじゃ、かんぱ〜い！」
有岡先輩の大きな声を合図に紙コップで乾杯する。
バーベキュー用のコンロからはおいしそうなお肉のにおいがする。
岡本「Aちゃん、疲れたら言ってね！折りたたみなんだけど椅子はあるし」
A「わざわざありがとうございます、でも大丈夫です！」
ちらっとお肉をやく八乙女先輩を見ると伊野尾先輩と楽しそうに喋っている。
私もあんな風に普通に喋れたらなぁ、なんて。
有岡「Aちゃん、お肉食べる？」
A「あ、いただきます」
有岡「いっぱい食べてね！」
紙皿に取り分けられたおいしそうなお肉。
ボトルにはいったたれが少しだけお肉にかかる。
‘甘口’とかかれたたれは、辛口が食べれない有岡先輩が選んだらしい。
伊野尾「どう？楽しんでる？」
A「おかげさまで」
伊野尾「ね、全然怪しくなかったでしょ？」
A「でもなんで私を誘ったんですか？」
伊野尾「なんでって、普通に女の子ほしいなーって思ってたから」
A「でも私伊野尾先輩と関わりないですし...」
お肉を頬張りながらこの前とは違う、ふわふわした伊野尾先輩と話す。
本当に、なんで私が誘われたんだろう。
それからも、紙皿に次々を入れられるお肉と野菜。
なんだか気を遣わせているような。
白ご飯を口いっぱいに頬張りながら、リスのような顔で私を見てくる。
なんだかちょっぴりかわいくみえるのは気のせい？
伊野尾「別に理由とかどうでもいいから、今日は楽しんでね？」
A「ありがとうございます」
伊野尾「...そーだ、光んとこいって話してきたら？」
A「え？」
伊野尾「あそこだったら肉食いほーだいだよ！ほら！」
A「わっ」
とんっ、と急に押された背中。
振り向くと伊野尾先輩はもう有岡先輩達と話をしていて。
A「...」
一人、楽しそうにお肉を焼く八乙女先輩のところに、少しずつ近づいてみる。
八乙女「わっ！びっくりしたー」
A「すいません」
八乙女「いいよいいよ、どう、肉うまい？」
A「おいしいです」
八乙女「よかった！いっぱい食えよ？」
慣れた手つきでどんどんお肉を焼く八乙女先輩。
よくみてみるよ先輩のお皿は真っ白で。
お肉、食べてないのかな？
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☆とも☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは。読むたびにきゅんきゅんしちゃってもうたまんないです(*´Д｀*)大好きなメンツが揃ったお話なので更新が楽しみです(^^)題名も過去形なのがどういう意味なのか、それも楽しみです(*^^*)次回更新も楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2018年4月8日 23時) (
レス) id: 0a1f63184e (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！伊野尾ちゃんと光気になるー (2018年3月23日 22時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 最高に面白いです!!!ズッコケ3人組が出てくるところもいいですね(笑)これからも頑張ってください!更新めっちゃ楽しみに待ってます! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 7d06f3cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も ◎ | 作成日時：2018年2月25日 20時
