04.真面目なんですね ページ25
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はじめての６人に少しだけ違和感があるけど、
見慣れた顔ばかりで安心する。
岡本「あ、これ使って？」
晴「ありがとうございます...」
たまたま席が隣になった晴と岡本先輩。
ちらっと晴を見ると少し赤らんでいる頬。
え、もしかして、もしかしちゃう？
恋愛に疎すぎる私でも、なんとなくわかる。
きっと、晴と長い時間一緒に過ごしてきたからだ。
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伊野尾「あ、そうだAちゃん」
A「なんですか？」
伊野尾「発表会のことでね、話したいことがあるんだけど...午後の講義の後とかあいてる？」
A「大丈夫ですよ、講義終わったら連絡しますね」
珍しくもなんともない、伊野尾先輩からのお誘い。
でも、発表会のことでって...。
伊野尾先輩って真面目なのかな、そんなイメージないから少し驚いた。
有岡「え、いのちゃん、俺は？」
伊野尾｢大ちゃんはまだ資料すらみれてないでしょ」
有岡「うわー、ばれてる」
伊野尾「俺らほら、図書室あさんなきゃなーって思って、ね？」
ぱっちりと私と目を合わせて、首をこてんと傾ける先輩。
...まるでなにかほかの約束があるかのような匂わせ。
A「有岡先輩は資料集め順調なんですか？」
有岡「ううん、なんかさー、あの二人とまだうちとけてないっていうか」
伊野尾「あのときの大ちゃんの顔はほんとにおもしろかった」
有岡「人の顔見て笑うんじゃねえ！！」
確かに、面白かったな。
開いた手をただ呆然と見る有岡先輩の顔。
ぽかん、と口が開いたまま閉じないんだもん。
開いた口がふさがらないっていうのは、ああいうことなのかもしれない。
有岡「話してる間にもう時間きちゃったよ」
伊野尾「あ、ほんとだ」
有岡「ていうかさっきから光くんずっと無言だけどどうしたの？」
八乙女「な、なんでもねーよ、ほら時間なんだろ？」
私の斜め向かいに座る光先輩。
確かに、さっきからずっと携帯ばっかみてた...。
グループで話してたからかな、
私が、有岡先輩と伊野尾先輩と話してたからだよね、きっと。
A「光先輩、」
八乙女「ん、どうしたの？」
A「あの、ちょっと今お時間大丈夫ですか」
なんでこんなことを口にしたのかわからない。
光先輩に罪悪感を感じたから？せっかく話せるチャンスを逃したから？
八乙女「うん、いいよ、テラスいこっか」
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☆とも☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは。読むたびにきゅんきゅんしちゃってもうたまんないです(*´Д｀*)大好きなメンツが揃ったお話なので更新が楽しみです(^^)題名も過去形なのがどういう意味なのか、それも楽しみです(*^^*)次回更新も楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2018年4月8日 23時) (
レス) id: 0a1f63184e (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！伊野尾ちゃんと光気になるー (2018年3月23日 22時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 最高に面白いです!!!ズッコケ3人組が出てくるところもいいですね(笑)これからも頑張ってください!更新めっちゃ楽しみに待ってます! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 7d06f3cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も ◎ | 作成日時：2018年2月25日 20時
