5歳児は一目惚れしました (ページ15)

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絶対教えてもらうんだからな！

夢主side

今日は、勉強が、手につかず、ぼーっと、している1日だった

「はあ、」
大貴)ため息12回目

隣にいた大貴くんが、話しかけてきた

「えっ、大貴くん数えてたの？」
大貴)うん、ダメ？

そんなに可愛い声で言われたら困るよ

「だ、ダメじゃないけど……」

それから、少しからかわれて、本題らしきものに入っていった

大貴)ね、なんか隠してるでしょ
「か、隠してないよ」

やっぱバレるよね……でも、言いたい、好きって、

そして、屋上で、話すことになった

「あのさ、大貴くんってさ」
大貴)うん

「彼女いるの？」
大貴)え？？

「や、だって、涼介くんが、昨日言ってたの……」
大貴)や、彼女いねーよ、いたことも無いし
「えっ、そーなの？」
大貴)うん、何を勘違いしてんだろ

私は、胸を撫で下ろし、ホッとした

大貴side

相談をするつもりだったんだけど、彼女いるの？って、言う話になって、いないって言ったら、なんか、スッキリしたような顔をしていた……

え、解決したの？ま、いっか、誤解も解けたし、いつもの感じになったし

夢主side

私は、涼介くんに、理由を聞くため、涼介くんの元へ行った

「涼介くん」
涼介)ん？どーしたの？

「確認したんだけど、大貴くん彼女いない
って言ってたよ」
涼介)そーなんだ

それから、屋上に行った

「ねえ、嘘、ついた、の？」

すると涼介くんは、ふふっと笑い、こういった

涼介)俺、大ちゃんに、めっちゃライバル心とか、嫉妬とか、抱いちゃって、自分でも分かってる……悪いことたくさんしちゃったって…でも、止めらんなかった……大ちゃんに言っといて

・

ごめんね、嫌いになっていいよって

すると、ベランダの方にフラフラといき、フェンスを越えようとした

「涼介くん、何してるの！」
涼介)だって俺、分かっちゃったんだ、勝負に負けた、って

「だからって、死んでいいわけじゃない！」
涼介)だって、俺沢山大ちゃんとかに、酷いことしちゃったんだよ？

「だからって、命を投げ捨てるなんて……ダメだよ……また、もう1回、やり直してみなよ」

涼介)Aちゃん……
「無理だってわかってても、私も、大貴くんに、1回、告白してみる……」

涼介)そっか……

すると、悲しそうな笑みを浮かべた

「行こ？」
涼介)うん