東卍のNO.3はめちゃ強いⅢ (ページ12)

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NO.103 ページ12

NOside

花垣「マイキー君！！！マイキー君！！！

マイキー君！！！！」

マイキー「……橘ナオトか…」

直人「！」

マイキー「……ありがとう、たぶん…タケミっちにはムリだったから」

花垣「マイキー君…」

マイキー「やっと、終わるんだね

オレの人生は苦しみだけだった」

花垣「そんな事言わないでマイキー君…

オレ……変えれるから」

直人「タケミチ君！？」

花垣「オレ、過去に戻れるんだ、やり直せるんだ

こんな現代(みらい)になんないようにオレ頑張るから…

絶ッ対ェ…絶ッ対ェ諦めないから！！

だからそんな悲しい事言わないでっ」

マイキー「ふふ、ありがとうタケミっち」

花垣「え？」

マイキー「オレを慰めてくれるんだな、嘘でも嬉しいよ

……さっき、Aがなんで殺されたのか…って言ったよね…？」

花垣「…はいっ」

マイキー「……Aは…オレたちを裏切った…」

花垣「…え？」

マイキー「東卍を…裏切って出てった…」

花垣「！？」

マイキー「そして…違うチームに…入った

そこで…“アイツ”に撃たれて殺された…」

花垣「…“アイツ”？違うチームって…」

マイキー「……タケミっち」

花垣「ハイ…」

マイキー「オマエの手…あったかい」

花垣「……マイキー君？嘘だよ、返事してよ…ねぇ…マイキー君…」

直人「タケミチ君…」

そのときのタケミっちの顔は

覚悟を決めた顔だった