・テンガロンハットの男 ページ4
ノヴァside
外へ出ると、道のど真ん中に一人の男が立っていた。テンガロンハットが特徴の男だ。私はそいつの背後に音もなく忍び寄る。そして背中に背負っている刀をそいつの首に向けた。
ノヴァ「おい」
？「あ？」
ノヴァ「…お前、海賊だな」
？「おう、そうだ。つかお前気配消すのうめーな」
ノヴァ「……忠告だ。今すぐこの島を出ろ。さもなくば容赦はしない」
？「なんでだ？」
ノヴァ「二度は言わねェぞ」
？「…そーいや、ヤケに静かだと思ったんだよなァ。もしかしておれが海賊ってのが原因か？」
ノヴァ「…そうだな。だから来た道を引き返して島を出ろ」
？「…そいつァ、聞けねェ頼みだな」
ノヴァ「…！」
急にこの男から炎が吹き出すのを見て、私は反射的に距離を取った。刀を構え、戦闘態勢に入る。
ノヴァ「……能力者か」
？「ご名答。おれはメラメラの実の能力者だ」
ノヴァ「…そうか」
？「ほォ〜随分と余裕だな」
ノヴァ「そちらこそ」
お互い構え、いざ斬りかかろうとした時、奴がやって来た。
カルバティ「おい、何ごとだァ？ノヴァ」
ノヴァ「……この島に海賊がやって来たので少々懲らしめていました」
カルバティ「ほう……海賊かァ」
？「…なんだ？こいつ」
カルバティ「…調子に乗るなよ、小僧。おれァ、ガキが一番嫌いなんだ」
その瞬間、カルバティの武器が男を殴りつける。
？「がはっ…！！」
油断していたのか、モロに食らったように見えた。それを見た私は吹っ飛ばされた男を押さえつける。
？「テメッ…離せ！」
ノヴァ「……ボス、こいつの後始末は私が」
カルバティ「おう、頼んだぞ。どうやら能力者みてェだからなァ。海にでも捨てとけェ」
ノヴァ「はい」
カルバティの姿が見えなくなったのを確認し、私は地面に倒れている男の上に座った。
ノヴァ「はぁ……めんどくせーことしやがって」
？「人の上に乗んじゃねェ…！！どけェ！！」
ノヴァ「…せっかく助けてやったのに」
？「頼んだ覚えはねェぞ！！」
ノヴァ「まぁいいや。シルティ、こいつ運んで」
シルティ〈了解した〉
？「は？…っておい！！離せ！！つかこの鳥喋んのかよ！！」
ノヴァ「よーし、帰んぞ」
シルティ〈はい！〉
？「おい離せ！！おい！！聞けよッ！！！」
傷だらけの男をシルティが掴み、私はシルティの背中に乗って、私の家へ向かった。
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大福モチ(プロフ) - 初心者です！さん» ありがとうございます！頑張ります！！💪(`･ω･´💪) (12月24日 2時) (
レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
初心者です！ - 大福モチさん» はい！大福モチ様のためなら、一生待ちます(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ (12月10日 17時) (レス) @page12 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
大福モチ(プロフ) - 初心者です！さん» 返信遅くなりすみません！コメントありがとうございます！少しずつですが更新していければと思うので良ければお付き合いください！٩( ᐛ)وいぇい (12月4日 5時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
初心者です！ - 続き待ってます！v(￣Д￣)v ｲｴｲ (11月19日 15時) (レス) id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年6月27日 18時
