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Aside
次は私のサーブ。いつも通り、バンバンとボールを打ち、ボールを回す。そしてボールを額に付けて深呼吸をした。
A「…ふぅーー………」
はぁ…なんで私バレーしてんの。もうバレーはやらないって決めたのに。なんで私ここに立ってんの。何やってんだろ、私。……あぁ、もう…。全部全部、あのパツキン野郎のせいじゃねぇか!!!!
A「っ、オ"ラ"ぁぁぁぁぁ!!!!!」
ドゴォッ!!と音を立てながら私が放ったサーブは、侑のもとへ。
侑「なんかめっちゃキレてへん!!?俺なんもしてへんや──グフェッ!!!」
勢いに押され、吹っ飛ばされた侑。いい気味だ。だがボールはなんとか上がったため、それをアランくんが繋ぐ。
尾白「倫太郎!」
ボールは角名に上がり、角名は胴を曲げてブロックを躱し、スパイクを打った。それに私は反応できず、侑のチームに1点が入った。
A「……は?(体柔らか…いや違うか、体幹が強いのか…)」
侑「ナイスキー!」
A「凄いなぁ、角名。体幹強いんだね」
角名「どーも」
A「もうちょっと喜べよ」
角名「わぁ──」
A「わかったわかった。やんなくていいから」
角名「……Aもセットアップ凄かったよ」
A「わー嬉しー」
角名「Aも変わんないじゃん」
A「変わってるよ。嬉しいって言ってるじゃん」
角名「いや変わってないから」
A「…銀っ!!」
銀島「俺かいな!?」
侑「遊んでへんでさっさとやるぞ!!」
A「うるせぇパツキン野郎」
侑「いい加減名前で呼べや!!」
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悠月(プロフ) - すみませんよろしければ、1を読んでみたいのですが、パスワード?って教えて貰えるでしょうか、、 (4月12日 20時) (レス) id: 803f5cdc93 (このIDを非表示/違反報告)
大福モチ(プロフ) - 雪❄さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!頑張りますので、よろしくお願いします!! (5月21日 22時) (レス) @page35 id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
雪❄ - この作品好みすぎて一気読みしてしまいました。 応援📣しています! (5月21日 20時) (レス) @page32 id: 83a165df4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大福モチ | 作成日時:2023年5月18日 2時