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Aside
千真「…お前を信じ、仲間だと、友達だと、何があっても思ってくれる…そんな優しい奴らに出会えたのなら──信じなくてもいい。友達も仲間も、うそでいい。けど、これだけは覚えてて欲しい。
──信じなくても、“頼れ”」
A「っ！！」
千真「吐き出せる時にちゃんと吐き出せよ。溜め込むのが一番ダメだからな？絶対、一人で抱え込もうとするな。しんどいのは、お前だよ。……そして、バレーが好きなら、やりたいなら…とことんやって欲しい。それが、兄ちゃんの一番の願いだから」
そう言って優しく笑った兄さん。
千真「…頼むから、抱え込まないでくれよ…」
ギュッと優しく抱きしめられる。
A「…うん、わかった」
そう言って笑った。
そして……
私はまた一つ、“うそ”をついた─────。
そして、中学を卒業するまで私は東京に居た。けど、卒業すると同時に宮城に帰ったんだ。兄さん達に何も相談せずに……。
A「……」
千真「おい！！A！！Aってば！！」
A「……離して」
千真「お前！！なんでっ…！！」
彰「A……」
A「決めてたことだから。私は宮城に、繋心くんのところに帰る」
千真「急すぎるだろ…！」
A「…離せ」
千真「あっ……Aっ！！」
彰「……」
そうして、私は宮城に帰ったんだ。
──Aが去った後。
千真「……Aっ…」
彰「…千真……」
千真「……っ、…」
彰「……千真？」
千真「──…」
彰「おい、──」
──バタンッ
彰「千真ッ！！！！！」
───私が帰った後、“あんなこと”になるなんて…思わなかった。
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悠月(プロフ) - すみませんよろしければ、1を読んでみたいのですが、パスワード？って教えて貰えるでしょうか、、 (4月12日 20時) (
レス) id: 803f5cdc93 (このIDを非表示/違反報告)
大福モチ(プロフ) - 雪❄さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです！！頑張りますので、よろしくお願いします！！ (5月21日 22時) (レス) @page35 id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
雪❄ - この作品好みすぎて一気読みしてしまいました。 応援📣しています！ (5月21日 20時) (レス) @page32 id: 83a165df4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年5月18日 2時
