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Aside
私が押し付けたパイは見事に水上の顔面を覆った。
水上「……おっまｯ…」
A「“ハッ”…だよ」
水上「何が“ハッ”やねん」
A「…あははww顔面真っ白ww」
水上「…ꐦ」
A「ははっ、ごめんごめん。ほらタオル」
水上「……」
タオルを差し出すと水上はそれを受け取って顔を拭いた。水上はタオルから顔を上げると、こちらをジトーッとした目で見つめる。
水上「お前…何やっとん？」
A「何って……顔面パイ投げ」
水上「んなことわかっとるわ。…そんで真顔で言うな、腹立つ」
A「酷っ」
水上「……んで？何でこんなことしたんや？」
A「……なんとなく？」
水上「殴ってええ？」
A「ダメに決まってんだろ。……待て待て待て、拳を構えんな。ごめんて」
水上「……はぁ…ほんまに意味わからんわ」
A「あはは〜」
それからダラダラ文句を言う水上の話を聞き流し、歩いていると曲がり角から2つの人影が現れる。
荒船「…へぇ〜珍しい組み合わせだな」
穂刈「水上とAか」
水上「ん？荒船と穂刈やん」
A「やぁ〜」
荒船「…」
A「…」
水上が穂刈と話している間に荒船と目が合う。「どうだった？」とでも言いたげな目をしていたため、「バッチグーよ☆」とウインクを返しておいた。それを見た荒船は頷いた。作戦開始…ということだろう。
荒船「なぁ、水上」
水上「ん？」
荒船「……穂刈」
穂刈「了解だ」
水上「いや何がやねん」
荒船「行くぞ！」
穂刈「おう！」
水上「は？」
荒船「ピー！」
穂刈「バー！」
2人はそれぞれそう言うと、水上の顔面にパイを投げつけた。一気に2つのパイが水上の顔面に直撃する。
水上「……」
荒船「よし」
穂刈「任務完了だな」
A「…ﾌﾞﾌｯw」
水上「……A」
A「はいはいタオルねぇ」
またタオルを渡せばゴシゴシと顔を拭く水上。
水上「……お前ら何してん？」
荒船「“ピー”と」
穂刈「“バー”だ」
水上「何が“ピー”と“バー”やねん。そんなん聞いてへんわ。俺が聞いとるのは何やっとるんってことやで」
荒船「何って」
穂刈「顔面パイ投げだろ」
水上「……コイツら話通じへんわ」
A「まぁまぁ、落ち着け」
水上「お前もやからな」
A「……てへっ」
水上「マジでコイツらしばいてええ？？」
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大福好き(プロフ) - urapiiさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです！わかりました！！書かせていただきます！！ (2022年11月17日 12時) (
レス) @page19 id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
urapii(プロフ) - 初コメ失礼します！このお話すごく面白くて好きです！！更新頑張ってください！！あの、もしよければ18歳組でお出かけが見たいです！ナンパされるとか… (2022年11月15日 21時) (レス) id: 4c942f482a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2022年11月13日 23時
