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Aside
くるっちーのスマホに向かって鋼にメッセージを言うことになった。楽しそう。
来馬「……じゃあ、お願い」
くるっちーの言葉を合図に録画がスタートする。
荒船「おいコラ鋼、強くなった自分に酔ってるらしいな。俺1人に勝った程度で何様だお前は。“他人の努力を盗んでる”だぁ？俺の教え方が上手いんだよ！
荒船が言い終わると私はスマホに映るように荒船の前に身を乗り出す。
荒船「おいてめっ」
A「そうそう！荒船の言う通り、鋼のせいじゃないよ。コイツが鋼に抜かれたごときでやめるようなヤツならそこまでのヤツってことだし」
荒船「おい」
A「それに、コイツがやめたくらいで気にしなくていいんだよ〜コイツのこと気にする必要はない」
荒船「おいコラ」
A「……まぁ、鋼が気にする必要はないんだよ。私たちはそんくらいで“離れたりしない”から」
荒船「！」
A「鋼は鋼だよ。周りから何言われようが、否定されようが鋼は鋼なんだから。自分を否定しなくていいんだよ。胸張って、堂々としてればいい。誰かになにか言われたなら私らがソイツぶっ飛ばしてやるから！……それに、私は鋼と戦うの好きだよ。戦う度に強くなるから、私も頑張ろうって思えるんだ。お前のサイドエフェクトのおかげでね。私はいつでも相手になるからな〜！だから今度ランク戦しようぜ！……そんだけ」
荒船「……ま、コイツの言う通りだ。お前はお前なんだからいつまでも下向いてんじゃねーぞ」
A「そうそう、そんくらいで離れていくヤツはそこまでのヤツってことだよ。鋼のいい所も知らねぇクズはほっとけほっとけ」
荒船「それお前じゃね？」
A「お前は私に喧嘩を売るのが好きなようだな、受けて立つぞゴラ」
荒船「そのままそっくり返してやるよ」
ビリビリと睨み合う2人。今にも取っ組み合いが始まりそうだ。
来馬「ふ、2人とも…！け、喧嘩は……」
A「……」
荒船「……」
A「……心優しき人の前で喧嘩しちゃダメよ」
荒船「……お前だろーが」
A「ん"ん"……これでいいの？」
荒船「こんなもんでOKすか？」
来馬「うん、バッチリ！ありがとう！」
───現代
A「……なんてこともあったな」
懐かしい思い出に浸りながら、私は眠りについた。
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大福好き(プロフ) - urapiiさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです！わかりました！！書かせていただきます！！ (2022年11月17日 12時) (
レス) @page19 id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
urapii(プロフ) - 初コメ失礼します！このお話すごく面白くて好きです！！更新頑張ってください！！あの、もしよければ18歳組でお出かけが見たいです！ナンパされるとか… (2022年11月15日 21時) (レス) id: 4c942f482a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2022年11月13日 23時
