やぶひか短編*° Part4

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薮side

これ以上キスをされないように、と萌え袖して手を添える

しかも今日はゆるい薄ピンクのニット

ほんとやめて欲しい、無自覚純粋のばか


薮「可愛い」

光「ん、ちょ、やめろって////」


首筋にキスを落とした


薮「何？俺のキス嫌なの？じゃあいいや、降りて」

光「ぇ、ちがっ、ちがぅ………。」


わざと冷たくしただけで目を伏せて俺のシャツをぐっと握ってる


薮「違わないじゃん、降りてよ」

光「…………ゃだ///」

薮「聞こえないんだけど？」


降ろそうと手で押すけど俺の手を払って小さく呟いた


光「……やだっ////」


聞こえなかったからもう一回言わせたら結構おっきな声で言ったからメンバーみんなの視線が集まった

ひかるは背を向けてるから見られてることを知らない


薮「顔、見せてよ」


ずっと俯いたままのひかるの頬を両手でさはんでひかるの顔をくっと上げた


薮「っ/////…ばーか」


ひかるの目は潤んで頬も真っ赤で

下唇を噛んで困り眉に上目遣いで見上げてきた


本人は自覚なんてないんだろうけど、攻められた時に必ずするこの顔

俺のツボを抑えすぎてて笑えるくらい可愛い

終いには俺のシャツを握る手は萌え袖


光「やぶ？」

薮「お前可愛すぎるわ////」

光「っ/////」


ひかるの顔を見つめて動かなくなった俺を心配したのか下から覗きこむように首を傾げながら名前を呼ばれた


どの表情より、笑っても、泣いても、怒っても、不機嫌になっても

俺だけに見せるこの表情が一番好き


これからもその表情、俺にしか見せんなよ？




END



♡°♡°♡°♡


薮「ね、今だけでいいから、宏太って呼んで？」

光「うぇ？………今だけ？」

薮「そう、今だけ、ね、ダメ？」

光「……こーた///」

薮「んんー！可愛い！」



名前を呼ぶだけなのに恥ずかしそうにして、呼んだ後に少しはにかんだ



あ、この表情も好きかも


ほんと可愛くて、離れたくなくてぎゅっと抱きしめた

苦しそうにポンポン胸を叩きながら片手は背中に手を回す

ほら、そういうとこ、ほんと可愛い





慧「おい、ここ楽屋な〜」

薮「いいだろ別に〜、ひかる、もっかいキス」

光「ちょ、だめってぇ…んっ、んんぅ///やぁっ////」


いい雰囲気に突っ込んでくる伊野尾にムッとしながらひかるにキスを落とした


薮「あ〜、可愛い」

光「ばか////」


俺の方とは逆方向を向いて俺に体を預けるひかるの首元にシルシをつけてもう一度抱きしめた



END

危機？→←好きな表情

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