大悪魔 ２１ ページ25
ジ 「…ふぅん、それで虚しく家に帰ってきた…と」
『虚しくって…』
確かにその通りだけど…！
ジ 「…バカなの？」
『はぁっ！？』
唐突なバカは酷い！
ジ 「いやだって、契約者に慈悲をこめて行動したのにバレて契約破棄を言われたから
仕方なく代償をとって帰ってくるとか…バカでしょ」
『あーあー！うるさいうるさい！バカって連呼するとあんたもバカになるよ！』
ジ 「はぁ？何言ってんの？」
うっさいな！こっちはバカバカ言われてんだしいいでしょうが！
ジ 「で？人間界に未練タラタラなメアリーさんはどうするんですかー」
『…別に、なにも』
ジ 「うっわ、なにその無愛想な言い方」
でも俺知ってるよ。メアリーが後で契約者の様子見ることぐらい。
と、ドヤ顔で言われて、くっそ腹が立った。
仕方ないじゃん、気になるし…。
ジ 「ま、お腹空いたら言えよ。なんか適当なの作るし」
『マジ！？やったやった！じゃあオムライス！』
そう、ジックの作るご飯は最高なのだ。
五つ星レストランのシェフも舌を巻くほどね！
ジ 「りょーかい、じゃあ、買い物行ってくるわ。金」
真顔で金って言って手差し出してくんのやめてんないかな。
もうちょっと可愛く…
ジ 「メアリー、買い物行ってくるから、お金ちょうだい？」
…おえっ(吐)←
キッモ！こんなジック、キモすぎて吐くわ！
ジ 「おい」
『はっ…！』
ジ 「お前また変なこと考えてた？」
『あ、よかった、リアルジックだー…』
ジ 「なんだよリアルジックって…で、金」
『あ、はい』
私は財布から金貨を取り出し、ジックに渡す。
『あ、蜂蜜も買ってきて』
ジ 「なんで？」
『今度の魔法研究の為に』
ジ 「了解、でもお前さ、やってること悪魔じゃなくて魔女じゃね？」
『それ思った』←
ジ 「まぁいいよ。じゃ、行ってくるわ」
『ん』
そう言ってジックは買い物に行った。
いやぁ、使い魔って便利だわぁ…←
まぁ？うちのジックちゃんが優秀なんですけど！(急な使い魔バカ)
『…さて。まふの方はどうなってるかな…』
私は自室に行った。
私の自室は、そんなゴッチャゴチャしている訳ではない。
ただちょっとアンティークな物が多いくらい。
ソファも机もランプなどなど、ほとんどがアンティーク物。
ま、これ買ってきた時は人間界で作られてた時代なんだけど、
今は一応アンティーク物になってる。
『ふぅ…』
ふかふかのソファに座る。
『…まふ、どうしてるかな…』
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織姫 - 三國おと♪さん» おとさん！いっぱい見てくれてありがとうございますー！時間見つけて更新するのでお待ちください！でも頑張ります！ (2018年12月28日 0時) (
レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
三國おと♪ - 大王だって？じゃあお姫様じゃんw頑張ってください！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - リノさん» 返信がだいぶ遅れてしまい、申し訳ありませんでした。ありがとうございます！更新できるように頑張ります！ (2018年7月10日 23時) (レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
リノ - 面白かった。続き読みたい。 (2018年6月7日 21時) (レス) id: 09f301a4a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：織姫 | 作成日時：2018年4月6日 9時
