大悪魔 １１ ページ13
私は、まふと歩いていた。
すると、ついさっきまで私がなっていた人がいた。
そう、まふの好きな人、佐々木真紀だ。
一人で歩いている。
とりあえずまふに言おう。
『まふ、佐々木真紀居たよ』
でもまふは何も言わない。
『まふ？佐々木真紀居たって』
それでもまふは反応しない。
もしかして、何か体調が悪いとか？
『大丈夫？』
なんなんだこいつ←
マジで反応しねぇぞ。
壊れてんじゃねぇの？←
えっ？さっきまでの優しさはどこへ行ったのかって？
この大悪魔メアリー様を３回も無視してきたら優しさなんか消え失せるわ←
『まーふー？』
４回目
『まふ〜？』
５回目
『チッ』←
いい加減にしろよ細切れにするぞ←
それとも粉末にしてやろうか？ん？
そんでもって彼方に送りつけてやる←
『まふ？』
あと２回呼んで返事しなかったら粉末な←
『まふってば』
あと１回
『まふってば！』
ま 「ひゃい！？」
あ、反応した。
よかったねまふ、粉末にならずに済んで←
『ちょっと、聞いてた？』
ま 「ご、ごめん…何ですか？」
『もう…。
あれ、佐々木真紀じゃない？』
ま 「えっ…」
まふは私が言う方を見る。
本当だ…的な顔してるな(大正解)
『………』
まふはずっと見ている。
…ずっと。
…これだけ言ったらやばいやつじゃない？
ま 「あっ…居なくなっちゃった…」
『どれだけ見てるの。見てるんじゃなくて
話しかければいいのに』
ま 「だ、だって、恥ずかしいじゃないですか…！」
ヘタレかお前←
あ、いや、ごめん、ヘタレだったね…←
『ヘタレ。そんなんじゃいつまでも彼女にできないぞ』
…出来ないんだけどね。
別れない限りは。
ま 「うっ…」
でもこいつは別れるどころか、
付き合ってることすら知らないバカ
それなのにいつまでも追いかけてさ…
バカみたい。
ま 「A？」
『…なに？』
ま 「お買い物行きましょ？」
『…うん、そうだね』
ま 「？」
まふは絶対知ることになる。
自分が何をしていたのか。
なんて無意味なことをしてたんだって。
そんなのに付き合うなんて、
私はどうかしてるな。
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織姫 - 三國おと♪さん» おとさん！いっぱい見てくれてありがとうございますー！時間見つけて更新するのでお待ちください！でも頑張ります！ (2018年12月28日 0時) (
レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
三國おと♪ - 大王だって？じゃあお姫様じゃんw頑張ってください！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - リノさん» 返信がだいぶ遅れてしまい、申し訳ありませんでした。ありがとうございます！更新できるように頑張ります！ (2018年7月10日 23時) (レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
リノ - 面白かった。続き読みたい。 (2018年6月7日 21時) (レス) id: 09f301a4a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：織姫 | 作成日時：2018年4月6日 9時
