無能少女45 ページ48
『はわぁ〜…』
久々の湯船。めっさ気持ちええ…
ふと、ガラガラガラと医務室の扉が開いた気がした。
ペ神と…誰だろう。誰かが話してるな。…あ、待ってこっち来てる？あれ？
給湯室に誰かが入ってくる。
息を殺して気配を消す。
あれ、誰だろう。…黒い影。なかなか見えないな。…こっち来てね？ほぁ？？
がたっ、ｽｩｰ(扉の開く音)
『………』
tn「………」
男女2人きり、何も起こらないはずもなく。
目の前で茹でタコと化したトントンは潔く戸を閉めたかと思うとその場に倒れ込んだ。
仮面つけてなかったけど良かったのかな。
壁にかかってるバスタオルを身にまとい、トントンを持ち上げた。
si「…あれ、ご愁傷さま？」
『そんな感じ』
はたから見たら…え？と誰でもなってしまうだろう。タオル一枚の女が幹部を姫抱きしているのだから。
ガチャ
rb「バアルっ来たでっ！」
Sha「ようバア……」
バチッ
『………(ペコっ)』
rb「(バタッ)」
Sha「は…？え、あ、…え？？」
本日2人目の急患でーす。
シャオロン。指を指すんじゃない。
Sha「(トントンの野郎……Aの胸当たっとるやないかい…ｽﾞﾙｲ…)」
『シャオロン、ロボロ持ってきて』
Sha「…へい」
『そういやいつの間にか乳デカなったな』
Sha「？！そういうのは軽々口にしたらあかんで？」
『だってホントなんだもん。なんでだろう。サラシ巻いてるから縮んでるのかと思ったのに』
si「そんなおばあちゃんみたいな会話聞いたことないよ」
改めて服を着て、2人の鼻血を拭いている。
…そんな血を出すほどの体ではないと思うんだけどな。
『なんでだろう』
Sha「多分あれやな。タオル短すぎたんや。だって今にも股見えそうやったもん」
『めっちゃどストレートにゆうじゃん。恥じらいすらない感じ？』
Sha「……無いな」
やべえ。頭ん中草で生い茂っている。
『タオルでやばいのに水着きたらどうなんだろ』
Sha「また急患じゃない？」
『…見てみたいな。みんなの腹筋』
Sha「え、」
『あれ、だめ？』
Sha「…俺は別にええけど」
あからさまに頬を赤らめる。なんだ。恥ずかしいのか。
tn「んん……」
『あ、起きた。とんち。おはよ』
tn「え？…あぁ。バアルか…なんで女がおったんや…」
rb「……俺知っとる…タオルの正体…」
tn「…聞かんとくわ」
『まぁ、誰だっていいでしょう。とんち、丁度いいし、ここで寝ていったら？どうせ帰ったら書類でしょ？ジンジャーティー淹れてあげるからさ』
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春 - ル○ク先輩…この作品にボーテ100点！ (2021年8月24日 16時) (
レス) id: c5f939efea (このIDを非表示/違反報告)
ウルフグリーン(プロフ) - 続編おめでとうございます！(遅い) (2021年8月18日 20時) (レス) id: cfbc218aad (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 凄く面白くてこれからの展開が今からが楽しみです!!無理せず連載頑張ってください。応援しております。 (2021年8月13日 23時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
ウォルフ(プロフ) - ル○ク……ルー◯………もしや！？ (2021年8月6日 12時) (レス) id: 93e8dce9dd (このIDを非表示/違反報告)
すのう.° - 作者さん神様やん。すき。結婚すr((((((( (2021年8月4日 23時) (レス) id: b05517255d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パウダー(学生さん) | 作成日時：2021年7月24日 23時
