無能少女43 ページ45
『大丈夫？熱？』
zm「！！いや、なんでもあらへん！」
めっちゃキョドってるな。どうした。
『あ、ご飯はペ神が届けてくれるから、動かなくていいよ』
zm「あ、ありがとうな」
『いえ、どういたしまして』
zm「…何書いとるん？」
『ん？書類。いつも医務室だと暇だから…あ、そうだ。ゾムは紅茶とか好き？』
zm「え、嫌い、ではない」
『あ、ほんと？じゃあ今入れてきていい？すっごく今レモンティー飲みたくて』
zm「あ、うん…」
給湯室に向かう。
いつものようにティーポットとカップ、角砂糖をトレイにのせ、ベット横のサイドテーブルに置く。
『角砂糖いりますか？』
zm「え…や、1個…」
『ん』
紅茶を注いだカップから湯気がたつ。
zm「…ふぅー…ふぅー…ｽﾞｽﾞｯ……ん、んまい。バアル、お茶入れるの上手いな」
『！ふふっ、ありがとう』
なにそのふうふう。可愛い。
si「バアル。ご飯持ってきたで」
『わぁー。今日のすごい美味しそー！ありがとう』
si「どういたしまして。あ、レモンティー。俺にもちょうだい」
『わかった。今カップ持ってくる』
また給湯室にはいる。今度はペ神とゾムとシャオロンの声が聞こえる。
『シャオロンも飲む？』
Sha「ん。貰う」
2人分のカップにお茶を注ぎ、2人に渡す。
ペ神は変わらず仕事をこなしている。
『食べ終わったら自分で返しに行くよ』
Sha「ほんま？ありがとうな」
zm「俺も行く」
『もちろんですよ』
zm「美味かったな」
『うん。角煮ってやっぱり美味しいな。精がつく』
zm「うちのコックは一流シェフやからな！」
『ふふっ、そうだね…今日は汗かいたから湯船にも浸かりたいな…』
湯船に浸かりたいのは山々だがこの城に女性はいない。だから湯船に浸かるには自室に戻るか男風呂に行くしかない。
zm「じゃ、じゃあ俺と風呂入らへん？」
『え、』
zm「あ、い、嫌ならええんやで」
『あ、いや、嫌じゃないんだけど…』
私が女だとバレてしまう…さすがに剥製でそこまで作るのは気が引ける…。
zm「…？、？？」
『ｽｩｩｩｩ……私…ティンないから…恥ずかしい』
zm「！？、性転換…？」
『いや…あの…だ、男装…女子的な…？』
隠せない。もはやAだと言った方がいいのだろうか。冷や汗が首を伝う。
zm「…それでもいいって言ったら？」
『ﾋｪｯ…』
やばいやばいやばいやばい…誰か！誰かお願いだ！私はどうしたらいい？！
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春 - ル○ク先輩…この作品にボーテ100点！ (2021年8月24日 16時) (
レス) id: c5f939efea (このIDを非表示/違反報告)
ウルフグリーン(プロフ) - 続編おめでとうございます！(遅い) (2021年8月18日 20時) (レス) id: cfbc218aad (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 凄く面白くてこれからの展開が今からが楽しみです!!無理せず連載頑張ってください。応援しております。 (2021年8月13日 23時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
ウォルフ(プロフ) - ル○ク……ルー◯………もしや！？ (2021年8月6日 12時) (レス) id: 93e8dce9dd (このIDを非表示/違反報告)
すのう.° - 作者さん神様やん。すき。結婚すr((((((( (2021年8月4日 23時) (レス) id: b05517255d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パウダー(学生さん) | 作成日時：2021年7月24日 23時
