無能少女42 ページ44
ut「バアルー。それ手入れ面倒やからあんま傷つけへんといてー？」
『るっさいな！本番もこれ持ってくんだから頼むよ！…カニ奢るから！』
ut「ならゆるす」
なんやねん。あいつ。
1度身を引く。その間にゾムに向かって煙幕を投げる。電気系の。
zm「う¨っ…」
『体にいいですよ』
その間に彼に攻撃を仕掛ける。その間も彼は何とか攻撃を凌いでいた。力は弱いが。
『…これも試してみるか』
今度は赤い煙幕を投げる。正直身内に使うのは気が引けるが仕方がない。なんせ毒だからな。
症状は軽いものにしたが目眩と怠さは避けきれないだろう。
zm「うっ…ぐ…かはっ…」
『はい、いただき』
素早くゾムの腕に浅めの傷をつける。
Sha「しゅーりょー」
zm「あ¨…はぁっ……はぁっ……」
『ごめんごめん。ちょっとやりすぎたかな？』
ゾムを姫抱きして場内へと向かう。
プシュッとスプレーをゾムに吹きかける。
zm「んぶっ…なんや…」
『睡眠薬兼解毒薬。フローラルの香り』
zm「んん…」
久々の細工煙幕が体に聞いたのか、それとも睡眠薬が聞いたのか、私の腕の中でゾムは疲弊したまま寝ている。
Sha「バアル強いな」
『…ほとんど道具に頼りきりだったからね…実力はゾムの方が上だよ』
小さいも小さいなりに駆使して戦わないといけない。
ut「でも力は強いねんな。ロボロより小さいのにゾムの事姫抱きて」
『…こいつデケェのに軽いんだよな。もしかしたらシャオロンとかも姫抱きできるかもよ』
Sha「え、俺がする側やない？」
『…そうかもしれない』
『ぺしーん』
si「ん？…あれ、ゾムじゃん。めっちゃ寝てる」
zm「zzz…」
『傷つけちゃったから消毒と絆創膏お願い』
ゾムを抱きしめたまま椅子に座る。身長差がかなり気になる図。な気がする。
si「案外軽いね」
『浅めにナイフ入れたからね…あ、はい。大先生。ナイフ返す』
ut「ん？あぁ。どうも」
si「そこに寝かせといて」
『はーい』
Sha「ご飯どうするん？」
『私いつもここで食べてるから…シャオロン、ペ神と一緒に持ってきてくれない？』
Sha「ん。分かった」
『はい。行ってらっしゃい』
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――――――――――――――
―――――――――
zm「ん……どこ？」
『あ、起きた。おはよう』
zm「…バアル？」
『うん。ごめんね。ゾム、電気系苦手なのに。でも傷は浅めにつけたから、支障は出ないと思うよ』
zm「……ん…」
？顔が赤いな。熱か？
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春 - ル○ク先輩…この作品にボーテ100点！ (2021年8月24日 16時) (
レス) id: c5f939efea (このIDを非表示/違反報告)
ウルフグリーン(プロフ) - 続編おめでとうございます！(遅い) (2021年8月18日 20時) (レス) id: cfbc218aad (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 凄く面白くてこれからの展開が今からが楽しみです!!無理せず連載頑張ってください。応援しております。 (2021年8月13日 23時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
ウォルフ(プロフ) - ル○ク……ルー◯………もしや！？ (2021年8月6日 12時) (レス) id: 93e8dce9dd (このIDを非表示/違反報告)
すのう.° - 作者さん神様やん。すき。結婚すr((((((( (2021年8月4日 23時) (レス) id: b05517255d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パウダー(学生さん) | 作成日時：2021年7月24日 23時
