無能少女13 ページ14
カリカリカリカリカリカリカリ…
Sha「スぅー…んん…」
重い。
シャオロンが寝てしまってから1時間ほどたった。暇すぎた私は残りの書類を終わらせている。
『シャオロン。重い』
Sha「zzz…」
寝るのは構わないが肩に寄りかかられると少し困る。
前もこんなこと、あった気がする。
Sha「A……ごめんなぁ…」
『……』
何も言わずに、ただひたすら書類を書き進める。
―――――――――ガラッ
『！！』
Kn「シャオロンおる？」
si「…いるけど、ご飯？」
Kn「そ」
シャッ―――
Kn「…誰や、お前」
『自分、バアルって言います』
Kn「…どこの部隊や？」
『リリィ様の部隊…いや、今はシャオロン様の部隊です』
Kn「えらい懐いとるな」
『まぁ…旧友とでも言うのでしょうか』
Kn「ほーん…ほら、シャオロン。飯やぞ」
Sha「うぅー…嫌や…Aから離れたない…」
は？
Kn「は？」
『…』
Kn「…」
どう、割り切ったらいいのだろう。
si「…シャオロン」
Sha「んん？」
si「…いい加減Aのことは忘れろ。都合いいことは考えるな。Aはもう居ないんだから」
Sha「…」
机に向かったまま冷たい声で言う。
コネシマにバレないための嘘だとしても冷徹すぎる。さすが演技派。
Sha「……すまんな、バアル」
『いえ』
Kn「はよ行くぞ」
―――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――
――――――――――――――――
『はぁ…』
Sha「ほんまごめん」
『いや、ペ神のおかげで何とかなったけども…』
あ、このシチュー美味しい。お肉食べたいな。
『ねぇ、シャオロン』
Sha「うん？」
『やってはいけない事ってやりたくなるよね』
Sha「…つまり？」
『城下町行きたい』
瞬間、シャオロンの顔が少し綻んだのは気の所為ではなかったと思う。
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春 - ル○ク先輩…この作品にボーテ100点！ (2021年8月24日 16時) (
レス) id: c5f939efea (このIDを非表示/違反報告)
ウルフグリーン(プロフ) - 続編おめでとうございます！(遅い) (2021年8月18日 20時) (レス) id: cfbc218aad (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 凄く面白くてこれからの展開が今からが楽しみです!!無理せず連載頑張ってください。応援しております。 (2021年8月13日 23時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
ウォルフ(プロフ) - ル○ク……ルー◯………もしや！？ (2021年8月6日 12時) (レス) id: 93e8dce9dd (このIDを非表示/違反報告)
すのう.° - 作者さん神様やん。すき。結婚すr((((((( (2021年8月4日 23時) (レス) id: b05517255d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パウダー(学生さん) | 作成日時：2021年7月24日 23時
