Da-iCE 短編 。その２

▽ ページ2

.









.









大輝《 俺がいなくて泣いたりしてない？ 》





『泣いてないよ 。慣れたもん』






嘘 、ほんとは少しだけ寂しいけど









大輝《 慣れって怖い 》





『私もつくづくそう思う』









.









ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ, ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ








.









『あ 、』






突然鳴った目覚まし






それを止めようとして 、スマホから耳を離した





離す瞬間に 、ぼそっと なにか言った大輝くん









.








『え？』





大輝《 ん？ 》







私じゃなくて 、相部屋だった人と話してたのかな





なんて 、気にしないことにした









.









.









大輝《 そろそろ準備するから 、切るね 》






『あ 、うん 。頑張ってね』





大輝《 ん 、ありがと 。 》








そう言って 、切られた電話









.








.









『よし 、頑張ろう』









大輝くんが帰ってくる日まで 、あと少し







実はお土産も楽しみだったりして...









.









.








.









(( 俺はちょっと寂しい って 、Aに聞こえてたかな ))








.









.

▼ いわおか とおる→←▼ くどう たいき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す