Da-iCE 短編 。

▽ ページ10

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颯「キスされたことも知ってるよ？」







『え...』









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1番隠したかった事実







もちろん 、元彼に不意打ちでされた









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颯「殺してしまおうかと思ったくらいだよ」









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ﾁｭｯ









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ﾁｭｯ









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『んっ...』









何度も何度もキスされた






唇が溶けてしまうんじゃないかってくらいに









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颯「他の男に 、簡単にキスされないでよ」






『...ごめんなさい』








颯「許したくない」








颯の目は冷たかった









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颯「Aのこと 、閉じ込めてしまいたいくらい嫉妬してる」









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颯「この気持ちはどうすればいい？」









きっと颯は本気で言ってる






私の腕を掴む手が震えていた









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『私は颯を受け止めるよ』









そう言って 、私は颯に触れるだけのキスをした









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どんなに掴まれた腕が痛くても 、彼を嫌いになれないのは








嫉妬深い彼に 、私が溺れているからだと思う









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( 俺にはAしかいないんだ )
( ずっと好きでいるからね )









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( ◎ ばたこ さん リクエスト )









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