Da-iCE 短編 。

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想「俺がいつ 、Aのこと嫌いって言った？」








イライラした口調で 、私を責めるようにそう言う









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『いや 、それは...』








確かに想太から「嫌い」と 、直接言われたことは一度もなかった









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想「てか 、ほんまに嫌いやったら 、とっくに住む場所変えとるし」







想「そんで 、変えなかったとしても 心配して様子見に来たりとか 絶対せえへん」









『なに言って...』









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想「好きなんよ 、Aのこと」









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私の言葉を遮った 想太の言葉









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想「Aは俺のこと嫌いかもしれんけど 、俺はずっと好きやった」









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自分のことを嫌いだと思っていた想太からの急な告白に 、驚きが隠せないあたし








暗闇で表情が読み取られないことが 、唯一の救い









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『...あたしだって 、』









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「ずっと好きだった」









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そう言いたいのに 、恥ずかしくて言えなくて






代わりに 想太の服の袖を きゅっと少し強く掴んだ









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想「それ 、期待してもいい ってことなん？」









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服を掴んでいたあたしの手を持ち上げて 、手の甲にキスを落とした









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明日からは素直になれるかな 、









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( こんなときに顔見れへんとか 、辛いんやけど )
( 絶対 顔赤いから 、見ないで )
( 益々見たくなったわ )









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( ◎ T.A さん リクエスト )









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