DREAM 9 ページ9
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「……違和感?」
『そう、隣の席の男の子が喋る度に微笑んでくれるんだけどね、なんか心臓が体の奥に追いやられた変な感覚になるの。それの正体が知りたいな〜って…大丈夫?』
「あぁ、うん……。え、Aもしかしてその人のこと好きなの?」
『それがわかんないから今マイクに質問してるのー。』
ぱっとしない顔でずっとこちらを見てくるマイク。いつもは私がまじまじと顔を覗く方だからこれも違和感がすごい。マイクはいつもこんな気持ちなんだろうか…。
そもそも私の質問が変だしそりゃあ困るだろう。
「どうだろ、わかんないなぁ。俺も好きな人いるけどやっぱ違和感、と言うよりは“好き”って直感でわかると思うけど。」
『だよね〜…………ん、ん!?待って待ってマイク好きな人…えぇ!?!?』
「そんな驚く?」
最近は自分の化身だと思っていたマイクが“好きな人がいる”だなんて言うからそりゃあびっくりだ。
でも確かにそうならばあの質問も納得ができる。
「でもいいな〜Aの隣の席の人。毎日一緒に授業受けて毎日お話できるんでしょ?」
『マイクとだって10年以上毎日話してるじゃない。』
「でもやっぱり現実で会うのは違うよね。俺も現実のAに会ってみたいな。」
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そうマイクが言った次の瞬間はもう現実であった。
現実ではあったのだが窓から見える空は闇に包まれておりちょうど満月の月のみ光り輝く状況であった。
時刻は午前2時、また変な時間に目覚めてしまった。幸いまだ眠れる時間であり、こないだとは違いしっかり眠いのでもう一度眠りにつく。
確かすぐに眠りに着けたはずだが次の意識はアラーム音と共にとりもどした。
…夢を見なければマイクには会えない。
ほぼ毎日であるがたまに夢を見れない時がある。その時はえらく眠りが変に感じてたまらなく、寝た気になれない。
久々に夢を見なかったものだから違和感を覚えつつも元気な体を起こし学校へ向かう準備をした。
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お気に入り登録者100↑ありがとうございます🔅
ぜひ高評価の方もよろしくお願いします🙌✨
お伝えしていた通り今日から投稿がゆっくりになると思いますが気長に待っていてくださると嬉しいです😌
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みるく(プロフ) - どくみんさん» コメントありがとうございます。長らく更新が疎かになっていて本当にすみません🙇♀️💦誤字も教えて頂きありがとうございます。これからもっと面白い展開に広げていけるように頑張ります✊🔅✨ (1月30日 18時) (レス) id: 08dfb534a2 (このIDを非表示/違反報告)
どくみん(プロフ) - 更新、心待ちにしてました!きゅんきゅんします。実は「得意」が「特異」と誤字しているところがありましたので、ご確認の程よろしくお願いいたします。 (1月30日 16時) (レス) @page22 id: 580971048a (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - あるふぁさん» コメントありがとうございます。好きと言っていただけて本当に嬉しいです( ; ; )年末年始に多めに更新できるようにしますのでもう少しお待ちください🙇♀️ (12月9日 21時) (レス) id: 08dfb534a2 (このIDを非表示/違反報告)
あるふぁ - このお話、好…(*´ω`*) 更新待ってます!! (12月7日 19時) (レス) id: 90dd1e6695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2023年8月29日 16時