幸せははかなく脆い物だ ページ4
ロジャー「何故死神キラーのお前がこの船に居る？」
「気付いていたんですかぁ
驚きですぅ」
ソファに腰を下ろして向かい合う
ロジャー「ヘラヘラ笑って変な奴だな」
「笑えるのは人間だけなんですよぉ
存分に笑っとかないと勿体ないじゃ無いですかぁ」
そう言ってソファに背を預ける
ロジャー「でこの船に何のようだ？」
「いぇ
ただ興味本位で海に流れて行き着いたのがここだっただけですぅ」
そう言うとロジャーは
ロジャー「ぶっアハハハハハ」
腹を抱えて笑い出した
「！？
何か可笑しいですかぁ？」
一瞬真顔に戻り目を見開き驚く
ロジャー「あぁ
面白ぇ
お前俺の仲間になんねぇか？」
「えぇ良いですよぉ」
ロジャー「そうか駄目か･･･え？
良い？」
「えぇ」
ロジャー「(パァァ)よろしくなぁA」
手を掴んできたロジャーに頬が緩んだ
「よろしくですぅ」
仲間になったことを船員に言うと予想以上に喜んでくれた
そして
ロジャー「宴だぁ！！！」
何故か宴の席を設けられた
「(クスクス)」
レイリー「お前もそんな笑顔が出来るのか？」
「変わった笑顔してましたぁ？」
と聞くと黙られた
器に乗っているサンドウィッチを頬張る。
「･･」
あぁ久し振りだ
こんなに温かい人達に触れたのは
あぁ久し振りだ
こんなに近くに人のぬくもりを感じたのは
あぁ久し振りだ
人の笑顔を見るのは
レイリー「どうした？」
「･･人って良い物ですねぇ」
レイリー「？」
顔を傾げたレイリーさんに笑いがこみ上げた
初めてだ人間の笑顔を見ていたいと殺したくないと思ったのは
「(ニコッ)」
いつも以上の笑顔をして頬を赤めた
その顔は周りには花の浮いてるような顔で
レイリー「フフッ」
見てるこっちまで嬉しい気持ちになった。
「レイリーさん
僕この船が気に入りましたぁ
貴方達を守り抜きます」
そう言うとロジャー船長が肩を組んでこういった
ロジャー「守らなくて良いんだよ
俺達がお前を守ってやる」
皆が笑って歓声が漏れる
「「「「おぉぉぉおお！！」」」」
「･･･」
僕は見惚れてしまった
この人達にこの人達のぬくもりに
「ロジャーさん
消えないで下さいね」
笑って言う僕にロジャーは首を傾げ
ロジャー「おぅ」
そう言って酒を煽った
「絶対ですよ」
だが幸せというのはそう長くは続かない
分かっていたのに分かっていたのに僕は･･･
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空白 - ありがとうございます(^_^)/更新サボらずに毎日･･･したいなぁと思います。 (2016年4月26日 18時) (
レス) id: 6c9f0cda77 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 面白いので続き気になります (2016年4月26日 10時) (レス) id: fe1a6a5591 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年4月25日 20時
