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新たな力4 イオラ (&メラゾーマ) ページ6

無残な姿を晒すブタドックリ達をよそに、私は左に向かった。
ここには、ヤキチャッピー1体と、ダンゴナマズ数匹がいる。

――――この呪文で、まとめて殺ってしまおう。

彼らから少し離れると、私は左手を上げた。
だが、手の周りの温度に変化はない。
なぜなら、今回集まっているのは空気だから。

敵達がいるところの上空に、空気が集まる。
耳鳴りがするが、“これ”のときはいつもそうだ。

もう少し。
あと少し。
――――今だ!

「イオラっ!」

私が叫ぶと、上空に凝縮された空気が爆発した。

空気を凝縮し、それを爆発させて敵全体を攻撃するイオ系の中級呪文――――
これが、イオラである。

その衝撃で私は雪に埋まってしまった。
しかしなんとか這い出して、状況を確認した。

ダンゴナマズ達は、体が粉微塵になっている。
やっぱり、威力が大きすぎたか。
ヤキチャッピーは、左半身が消えていた。
断面から、今も臓物等が溢れ出ている。
雪で出来た周りの壁がピンクと白色になっているのが、おそらく左半身だろう。
押し付けられた脳味噌や脳漿、それと眼球――――その類に違いない。

ここを立ち去ろうとすると、ヤキチャッピーの右目がこちらを捉えた。
――――まだ生きている、だと!?

驚きの余り、イオラをその体に向けて放ってしまった。
爆風を利用して、素早くここから逃げる。
どうやら、そばにいたミヤビフタクチも爆発に巻き込まれたようだった。

次は、右だ。

道中にいたもう1体のミヤビフタクチとハオリムシは、メラゾーマで焼いた。
ちょっと敵が小さすぎたようで、地面が溶けてしまったが。

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作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/  
作成日時:2013年12月4日 15時

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