これからのこと ページ5
「さ、先程は、助けていただいて、本当にありがとうございました」
と話すのは、マリア。
思った通りだった。
ヨシュアが、話し出す。
「妹のマリアを助けてくれたそうで、本当に感謝している。
前々から思っていたのだが、お前たちはどうも他の奴 隷とは違うらしい。
生きた目をしている!!」
生きた目、だって?
そんなこと、考えたこともなかった。
「そのお前たちを見込んで、頼みがある。
聞いてくれるな?」
「もちろんです!」
と、ヘンリーが答える。
「実はだな……」
ヨシュアが小声で話し出した。
「まだ噂だが……この神殿が完成したら、秘密を守るために、奴 隷たちを皆殺しにするかもしれないのだ」
……え!?
そんなこと、初耳だ。
ヘンリーも驚いている。
「そうなれば、当然、妹のマリアまでが……!!
お願いだ! 妹のマリアを連れて、逃げてくれ!!!」
「そうしたら、ヨシュアさんは……?」
僕は、恐る恐る尋ねた。
「私のことは、気にしないで欲しい。
今は、お前たちの方が大事だ。
……ここに荷物を用意したから、それを持って逃げてくれ……」
「ということは、荷物は俺たちの物……?」
ヘンリーが聞く。
「その通りだ」
答えるのは、ヨシュア。
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チョコボスライムヨッシーピクミン(プロフ) - 日波輪廻さん» コメントありがとうございます!! 高評価もありがとうございます!!! そう言っていただき嬉しいです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: ecfbb83cdb (このIDを非表示/違反報告)
日波輪廻(プロフ) - 読みました!ドラクエ私も好きです!とても面白かったです!星も一番右を押させていただきました! (2017年2月19日 10時) (レス) id: 2dbf9d3e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/
作成日時:2014年7月26日 18時