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本番前 最後のリハーサル
実際の衣装を着て歌唱をする
大丈夫…いつも通り
そう心に言い聞かせ、誰もいない客席に向かって立つ
〜♪
音が流れ出し、お兄から歌い出し
照くん、私、と順々に歌って行く
大丈夫…このまま行けば
…彼を思い出さなければっ
"蒼空「A、好きだよ」"
『 …っ、！ 』
あの時気づいてればキミはまだ…
私の横で笑ってくれてましたか
蓮くんが好きなはずなのに
まだあなたを亡くしたことを後悔しています
こんな私でごめんなさい
『 …終わらないっ、Memoriesッ 』
最後の振りを踊り、リハーサルは無事終了
涙を拭い
メンバーに何も声掛けられないように、即座にその場を去る
後ろから蓮くんの声が聞こえたけど
いまは、気づいてないふりをさせてください
...
渡辺翔太 side
ステージを素早く去ったAに声をかける目黒
その背中を追いかけようとする身体を俺は止めた
蓮「 …なんで止めるんっすか 」
翔太「 いまは、そっとしておいてやれよ 」
蓮「 …あいつの恋人は俺っすよ？ 」
翔太「 だったら尚更だ
この曲を歌うためには、あいつの勇気が凄くいるんだよ。
俺らよりも…歌詞に当てはまる体験してるからこそ歌う勇気がいるんだよ 」
俺らがそう言うと、メンバーはざわつく
北斗「 ごめん、次俺らのリハーサルがあるから
その話は楽屋でしてくんない？ 」
翔太「 わりぃ 」
北斗の声で我に返った俺たちは
即座に楽屋へと戻り、Aがいない楽屋で俺は口を開いた
翔太「 …俺から話すのも気が引けるが、これはAが体験した話だ 」
目黒の目を真剣に見て、俺は1度唾を飲み込み、もう一度口を開いた
翔太「 Aは、宇宙Sixに入った2016年
その年にあいつには同級生の恋人がいたんだ
そいつは、誰よりもいいやつで、俺にも兄貴なんて言って近寄ってきて人懐っこいやつで、一言で言えば、ラウールみたいなやつだった 」
家に遊びに来たかと思えば、兄貴！って近寄ってきて
ゲーム対決したり、3人でバカしていた
翔太「 そいつは、ジャニーズJr.での活動に反対もせず、逆に応援していたんだよ
宇宙Sixの活動をしていく中で、モデルや女優での活動も増えてきた
会える日なんて週に1度ぐらいになっても、そいつは…笑って笑顔でAと幸せそうだった 」
会うと、お前らほんとに一週間以上も会ってねえの？って思うぐらいふたりともずっと笑ってたんだ
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宇宙Sixのこと探りで合ってるかわかりません
もし間違えてましたら申し訳ございません
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niki(プロフ) - 突然のコメント失礼します。梓さんが掲載されているこちらのお話はプリ小説でも掲載しているものでしょうか。全く同じ内容で掲載されている方がいて…。別の作者さんで無断転載されている方がいたのでお送りさせていただきました。 (2023年1月28日 23時) (
レス) id: efa12fe94b (このIDを非表示/違反報告)
チーズinハンバーグ - チーズinハンバーグさん。賛成です！！！ (2021年11月11日 23時) (レス) @page2 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
チーズinハンバーグ - グループノ1人になれるとか最高です (2021年10月20日 6時) (レス) @page18 id: 606a9b1337 (このIDを非表示/違反報告)
倖(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！空白の仕方はどこの場面でしょうか？(><) (2020年5月11日 12時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 空白の仕方教えて欲しいです！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 20bbfbc612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倖
x他1人 | 作成日時：2020年2月24日 9時
