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"終わらない Memories"
の歌詞を見た時、私の気持ちは…歌えないだった
あの人を思い出してしまう
その気持ちしか無かった
翔太「 …どうした？ 」
『 っ、なにもない 』
翔太「 …ちょっと来い 」
お兄に手を引かれ、メンバー会議から抜け出す
蓮くんの顔が気になるけど
いま振り返ると、ダメな気がするから
ぐっと下唇を噛み、部屋を出た
翔太「 …お前っ 」
『 ごめん、っ… 』
翔太「 なんで泣くんだよ 」
2人っきりになった瞬間溢れ零れる涙
お兄に抱きしめるなんて恥ずかしい出来事だけど
私にはその温もりが今は欲しくて、自らお兄の腕の中に入る
翔太「 大丈夫…目黒もそのこと理解して付き合ってんだろ、？ 」
『 蓮くんは、っ…忘れられない人がいるってことだけしか知らない 』
翔太「 まじか…っ 」
そう、終わらない Memoriesは、私の忘れられない人を思い出させるに充分な歌詞だった
すれ違いばかりだった私たちだったが
私は仕事上、仕事を優先しなくちゃ行けなくて、それを彼は理解のうえで交際をしていた
…と思っていたのは私だけだった
それに早く理解してればっ…
『 …蒼空っ 』
翔太「 もうそれ以上喋んな 」
『 っ、うぅっ… 』
少し泣いたあと、流石に会議だからこれ以上席を外すのはまずい。ということで
目を真っ赤にしたまま雑に涙を拭って会議室へと戻った
『 すいませんっ 』
翔太「 途中で抜け出してすいません 」
メンバーたちに頭を下げ、元の席に座る
目を真っ赤にした私を見て心配そうな目が痛いほど伝わってくる
だけどその視線は、有難いものだけど今の私には、苦しかった
蓮「 …大丈夫？ 」
『 うん、っごめんね？ 』
蓮くんとラウの間に座り直し、会議はまたはじまる
歌唱する時の衣装
歌割り
振り付け などなど
いろんなことを決めていきリハーサルも重ね
本番前日となった
私の気持ちは、まだ歌いたくないという気持ちがある
だけど、その気持ちがあるとファンの皆さんに思いは届かない
ファンの皆さんのためにも
Snow Manのためにも
…空にいる彼のためにも
私はこの曲を歌うことに決めた
『 …お兄、明日ちゃんと歌えるかな 』
翔太「 Aならいけるだろ
てか、そろそろ目黒にも話してやったら、？ 」
『 …蓮くんから聞いてきたら話そうかなって思ってるんだよね 』
翔太「 俺に聞いてきたよ、目黒
A、なんか俺に隠してますよね。なにかしってますか？ってな 」
ごめんね、蓮くん
まだ話せそうにないや
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niki(プロフ) - 突然のコメント失礼します。梓さんが掲載されているこちらのお話はプリ小説でも掲載しているものでしょうか。全く同じ内容で掲載されている方がいて…。別の作者さんで無断転載されている方がいたのでお送りさせていただきました。 (2023年1月28日 23時) (
レス) id: efa12fe94b (このIDを非表示/違反報告)
チーズinハンバーグ - チーズinハンバーグさん。賛成です！！！ (2021年11月11日 23時) (レス) @page2 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
チーズinハンバーグ - グループノ1人になれるとか最高です (2021年10月20日 6時) (レス) @page18 id: 606a9b1337 (このIDを非表示/違反報告)
倖(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！空白の仕方はどこの場面でしょうか？(><) (2020年5月11日 12時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 空白の仕方教えて欲しいです！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 20bbfbc612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倖
x他1人 | 作成日時：2020年2月24日 9時
