王 女 ４

バ レ ン タ イ ン ６ ページ42

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そのあとも撮影が順々と続いて、無事終わり
Snow Manさんと最後写真撮って解散となった


『 楽しかったなあ〜 』

壱馬「 よかったな 」

『 仲良い後輩も1人増えたし！いいことだ 』

壱馬「 誰だよ爆笑 」

『 ふふっ笑 』


タクシーで壱馬の家へと向かう


壱馬「 雑誌楽しみやな〜 」

『 ほんまにな 』

壱馬「 歳下にヤキモチ妬いても俺は変に思わねえよ？ 」

『 …いきなりなに？ 』

壱馬「 俺だって実際ラウールにヤキモチ妬いてるし
寂しいって感情を俺よりも先に知った樹にも妬いてるし、年齢関係なく俺は毎日Aと触れてる人喋ってる人視界に入ってる人にヤキモチ妬いてる 」


嬉しいことだと思う

こんなとこ言われるのは、…でも


『 視界に入るのは仕方なく無い？ 』

壱馬「 仕方ないことだけど
俺だけを見てほしいねん、！ずーっと24時間365日 」

『 見てるよ、？ 』

壱馬「 ほんまに？ 」

『 それは嘘かも 』

壱馬「 は、！？ 」


タクシー内ではしゃぐ壱馬を見て笑っていたらいつの間にか着いていた

運転手さんにお礼を言ってエントランスに入りエレベーターに乗り込む


壱馬「 やっと二人っきりやん… 」


エレベーター内で聞こえたその声は、聞こえてないふりをする

けど、玄関に着いた途端


壱馬「 はあ、やっぱ好き 」


ぎゅっと後ろから抱きしめられる

なんか心臓がえぐいほどヤバいのですがッ…
このパターンって夜激しいやつですよね


壱馬「 いまの時間は、…俺に構って、？ 」

『 っ、 』

壱馬「 ん、っ… 」


玄関先なのに構わずキスをしてしまう私たち

抱き上げられそのまま寝室へ


『 ぁあっ、はっ…イッ 』

壱馬「 ん、っはぁっ 」


この日わかったことは壱馬をあまり寂しい思いにさせちゃダメなこと。かな？

寂しかった分夜はいつもしないプレイをしちゃったり、しなかったり、…？


壱馬「 来年のバレンタインは楽屋が大部屋でも17人全員での仕事でも、俺とおらんくて北人やほかの俳優の人達と共演しても、俺だけにしかあげやんといて？ 」

『 え？なんで、？ 』

壱馬「 …本命俺だけじゃないん、？ 」


ぎゅっと抱きしめて私の顔を覗き込んでくる壱馬は、もう5歳児

可愛くて思わず笑ってしまうと
なんで笑うん！と耳まで真っ赤に…笑


『 ちゃんと今年も壱馬だけ特別に違うの作ってあるから 』

壱馬「 まじ、？！ 」

『 うん、食べる？ 』

壱馬「 の前に、Aもっかい食べる 」


と、すぐ第2Rに行きましたとさ









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