王 女 ３

Ｍ Ｖ １ ページ9

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※1部構成が変わっています






今日はWELCOME 2 PARADISEのMV撮影

初の女絡みを含むんだが
私は女なため、男絡み

と言いたいところだが、それが違う


『 なんで、いっちゃんとキス？
なんで、北人に耳元で囁かれる？
なんで、陸さんとプールで遊ぶの？

壱馬との絡みは？！ 』


男メンバーを相手なのだが
壱馬との絡みが1度もない

こんな不安だらけなのに
ノホホンッと綺麗な外人なお姉さんと肘をつきながら優しい顔で話してる壱馬


『 ･･･なんでこんな時にときめいてんだ 』


胸がキューっと苦しくなって
好きっ！という気持ちになる

馬鹿だわ


樹「 俺とのキスシーン壱馬さんの前でだけど
俺の命あるかな 」

『 へえ〜･･･ってえ？！ 』

樹「 まさかの知らなかった？ 」

『 うん、初耳 』

樹「 なんなら15人の前で 」


嘘でしょ、、、

そう落ち込んでいたら樹の距離が近づいてきて


樹「 ･･･練習する？ 」

『 へっ 』


優しく唇がっ･･･


翔平「 あー！！！！！！！
藤原樹！俺のお兄様の奥様に！！！！ 」

樹「 見つかっちゃった 」


しょへに阻止された


翔平「 壱馬さんにチクるぞ 」

樹「 壱馬さんは堂々と見せつけてんのに？ 」

翔平「 ･･･っ、唇重ねると話すは違う！ 」

樹「 ヤキモチ妬いてたらお互い様じゃね？ 」

翔平「 あーいえばこういう猫だなっ！ 」

樹「 キーキーッうっせえよ猿 」


仲のいい同士言い合いしててください

私はそーっと席をたち
メイクをしに行った


「 あら、Aちゃん
今日は、大人っぽいメイクにするね 」

『 分かりました
よろしくお願いします 』


近くにいるキャストさんたちの目が怖い

不安になりながらも
メイクさんがいる椅子に座る


「 なーにっ、そんなに不安？ 」

『 ･･･不安っていうか、なんていうか 』


なにも言えない感情

メイクさんの顔を見た時に視界に入ってきた
壱馬の相手をするキャストさん


『 ･･･ども苦笑 』


目が合ったため挨拶をするが


「 ･･･ 」

『 ･･･無視 』


無視をされてしまった

尚更気持ちがダウンしていき
メイクさんに


「 今日のメイクノリ悪い！ 」


なんて言われる羽目に


『 ･･･私の気持ちと肌が一体してるんですね 』

「 ･･･樹くんにキスされるんだから
綺麗にしないと 」

『 ･･･相手壱馬が良かったです 』

「 ･･･監督さん樹くんとAのファンだからな〜 」


そうこうしていく内にメイクは完成した









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