王 女

ゲ ー ム ２ ページ23

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壱馬「 よかった笑 」


そう微笑み返すと

Aは顔を真っ赤にして
昂秀に


『 微笑んでくれた〜！！ 』


って...


壱馬「 可愛すぎ 」

健太「 ははっ笑
壱馬もAにベタ惚れなんだな〜 」

壱馬「 Aより好きなやつこれから先にも後にも
いない気がするんですよ 」

健太「 そういう奴が山ほどここにはいるからな笑
いつ誰かに奪われるかわかんねえぞ 」


おやすみ。

そう告げて健太さんは自分の部屋へといった
...いつ誰かに奪われるかわかんない


壱馬「 それは自分でもわかってるんやけどな〜 」


昂秀とゲームするだけで嫉妬する俺って

ほんまに好きすぎるんやろうな
そう改めて思ってたら


『 壱馬、寝よ？ 』


眠たそうな目で俺を見てきた


壱馬「 寝よっか 」

『 ん、...おやすみ、昂秀 』

昂秀「 おう、おやすみ 」


2人で部屋に行き

ベッドへと寝転ぶ


『 あ〜昂秀とのゲーム楽しかったな〜！ 』

壱馬「 ...そんなに？ 」

『 うん！
昂秀な、私とのゲームの時絶対賭けするねん 』

壱馬「 賭け？ 」

『 そう
壱馬さんとキス！とか、...一線超えるとか 』


一線超える？！？！

俺はびっくりして弄ってた携帯を顔面に落としてしまった


『 あ、あのね！こここ、これには！訳があって！！ 』

壱馬「 う、うん 」


まだ一線越えたことない俺たち

1年経ってるのに？！
って思われるかもしれないけど

俺も、そろそろヤバい


『 そ、その一線、超えたことないって言ったらさ、
...じゃあこのゲームで負けたら一線超えてねって 』

壱馬「 いつ？ 」

『 今さっきのゲーム 』

壱馬「 いまさっき？！っ！！いってっ！！ 」


またまたびっくりしすぎて

次はベッドから落ちてしまった
...なんていう賭けをしてるんだアイツ


『 い、いやだったらええで？！

そ、その...怖いやん？
...人生初経験やし 』

壱馬「 はあ？！嘘やろ？！ 」

『 う、嘘やない！ 』


えぇっ、...21年間誰とも？？？


『 で、でも壱馬はっ、初めてじゃないやろ？ 』

壱馬「 ...まあ、うん 」

『 だったらいい 』

壱馬「 え？ 」

『 昂秀には一線超えた！って言っておくから
素直に寝よ 』


そう言って俺から背を向けて寝始めたA

そんなの、...今更そこまで言われてほっとけるかよ
いつの間にか俺は、Aを押し倒して


『 んっ、...ちょっんんっ 』


キスをしていた









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