王 女

ゲ ー ム １ ページ22

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アドレナリン さんリクエスト






『 昂秀〜！ 』


あ〜またはじまった...

ココ最近昂秀ブームが来ているA
一日に1度から3度は昂秀を呼んで

部屋か楽屋でSwitchを取り出し肩を並べて2人でする


昂秀「 今日もAに勝とうかな！ 」

『 今日こそは負けないし！！ 』


スマブラをやるふたり

ええなあ〜昂秀
俺がやろうって言ったら照れて無理！なんて言ってくるくせに

...嫉妬深すぎるか


健太「 壱馬〜 」

壱馬「 あ、健太さん 」

健太「 2人最近仲良いね 」

壱馬「 健太さん。ってほんと無意識なんですかね？ 」

健太「 ...ふふっ笑
ヤキモチ妬いてます！って丸わかりの壱馬が面白くって笑 」


意地悪そうに笑う健太さん

ヤキモチ妬いてる俺にとっては
健太さんの冗談がとても有難かった


健太「 歳下にタメ語で呼び捨てにされてるの
Aしかいないんだよ？？ 」

壱馬「 えっ？ 」

健太「 Aはさ、俺や陸さんとか
自分より年上には敬語だしさん付けじゃん？

北人は違うけどさ笑 」

壱馬「 まあ、確かに 」

健太「 Aにこの前聞いたんだ 」

壱馬「 ...なんてですか？ 」


健太さんは、優しそうにゲームに負けて悔しがってるAを見て


健太「 Aはなんで歳下にタメ語と呼び捨てにさせるの？って 」

壱馬「 えっ、？ 」

健太「 そしたらなんて答えたと思う？笑 」

壱馬「 わかんないっす 」


そういった俺に、健太さんは

ニコニコ、いや、ニヤニヤしながら


健太「 1人でも多くの後輩に頼れる先輩になりたいからだって 」

壱馬「 Aが？ 」

健太「 敬語。って大きくて強くて頑固強い壁になるじゃん？
それを取る事によって、なんでも話せれる
甘えれる、言える、感情をぶつけさせられるようになるってAの中で思ってるんだよ 」


こうやって、昂秀と楽しそうにゲームをするのも

昂秀にゲームを誘うのも
全部昂秀のためってことか....


健太「 あ、いま嫉妬する自分バカバカしいとか思ったでしょ笑 」

壱馬「 えっなんでわかったんすか笑 」

健太「 顔に書いてあった笑 」

壱馬「 なんすかそれ笑 」


そう言って笑った時

Aが後ろを向いて


『 壱馬！これ楽しいよ！笑 』


そう笑ってくれた









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