王 女

初 め ２ ページ3

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そんな感じで、朝を迎えて

いまは、壱馬に抱きしめられながら寝ているA


『 んっ... 』


スヤスヤと気持ちよく寝ているAの背中を

心地よく叩いて携帯を弄ってる壱馬
絵になるなあ〜...


瑠唯「 ねえA...って、寝てるか 」

壱馬「 どうしたんすか？ 」

瑠唯「 ダンスバトルしたいなあって 」

壱馬「 あ〜笑
A、A 」

『 ん、ん？ 』

壱馬「 瑠唯さんがダンスバトルしようだって 」

『 ダンス、バトル？ 』

壱馬「 そう 」

『 いいですよ〜 』


そう言って壱馬の元から離れて

ぐーっと背伸びをして
靴を履いて、寝ぼけたまま音楽をかける


瑠唯「 じゃあいくよ？ 」

『 どぞ 』


poppinをして、周りを煽る瑠唯

みんなその姿を見て、騒いだりして
楽しそうにしている

そんな姿を見てたらAの番が回ってきて
フードを深く被り踊り始めた


「「「 やべえっ 」」」


どんなジャンルも着こなせるA

poppinできたらpoppinで返してくるし
クランプできたらクランプで返す

だから13人みんなAとのダンスバトルに勝ったことは無い


『 はあっはあっ 』

瑠唯「 さっ、決着は？ 」


5対7で、Aの勝利

散々踊ったと思ったら


『 北人〜 』


次は、北人かいな

北人の膝枕で寝るA
壱馬はというと


壱馬「 ...ばーか 」


もちのろんヤキモチをやいています

その後リハもやって
寮へと戻る


『 ただいまんご〜 』

壱馬「 おかえりんご〜
ただいま〜 」

『 おかえり〜 』


年齢も一緒で、見た目も美男美女なのに

中身はこんなにも違うなんてあるんですか？
っていう並に違う


『 ...あ、電話 』

壱馬「 誰から？ 」

『 玲於さん 』

壱馬「 ... 」


もしもし。と言ってでる電話のAをバックハグをして

立ちながら揺れてるふたり
そこまだ廊下やねんけど

早く進んでくれやん？


『 あ、今ですか？今は寮に戻ったところです 』


ドンッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


樹「 いてっ 」

翔平「 あ、ごめん 」


ドンッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「「 いてっ 」」

陸「 えっなにごめん 」


ドンッドンッ


「「「 いてっ！ 」」」

力矢「 なに、なにかあるの？ 」

健太「 うっ、樹の背中痛い〜 」

樹「 ながらスマホ禁止ですよ 」

健太「 ごめん 」



玉突き事故みたいになってるんで

早く退いてくれませんか？









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