王 女

Ｇ Ｗ １ ページ17

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『 屋根よ〜り た〜か〜い

鯉のぼり〜 』


御機嫌良しのAは

子供の日でもないのに
鯉のぼりを歌ってるんです

だけどこの子...


『 屋根よ〜り た〜か〜い

鯉のぼり〜 』

『 屋根よ〜り た〜か〜い

鯉のぼり〜 』

『 屋根よ〜り た〜か〜い

鯉のぼり〜 』


ここの歌詞しか知らないんです

そこをずーっと聞いてて
続き行くかなって思って聞いてても

間が空いただけでもう一度繰り返す


陣「 鯉のぼりの歌も知らんのか！ 」

『 知ってますよ！ 』

陸「 歌ってみて笑 」

『 いいですよ！

屋根よ〜り た〜か〜い

鯉のぼり〜
...ほら！！ 』

「「「「「「「 は？ 」」」」」」」


え？まさかこの子

これだけが歌詞だと思ってる？？


北人「 壱馬、歌ってあげて 」

壱馬「 え、俺？ 」

『 え？違うん？？ 』

壱馬「 ええっとな？

やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

ってゆうやつやねん 」


そう言うと初めて知ったという顔で壱馬を見るA

...21年間そうして生きてきたんか


『 うわあ、凄いね！！！ 』

壱馬「 ん？、うん？すご、いのかな？ 」

『 うん！私にとったらすごいことやで！
続きに歌詞があるとか

壱馬作詞うますぎ！！ 』

「「「「「「「 は？ 」」」」」」」


いやこの子...


『 私の聞いて続き作ってくれてんやろ？ 』

壱馬「 いや、違うけど 」

『 ええ！じゃあ陸さん？ 』

陸「 俺じゃない！！ 」

『 ほく「俺でもない」えっ？ 』


これどうしたらいいのか

アホ過ぎて困る
とでも言いたそうな陣さん


『 まっ、いっか！！
歌えればなんでもいい！ 』


ってことに至りましたとさ









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( 屋根よ〜り た〜か〜い 鯉のぼり〜 )

( 大きいまごいは お父さん〜 )

( 屋根よ〜り た〜か〜い 鯉のぼり〜 )

( 小さいひごいは 子供たち〜 )

( 屋根よ〜り た〜か〜い 鯉のぼり〜 )

( 面白そうに 泳いでる〜 )

( うるさいっ！！！ )

(( 陳さん！ ))

( シバくぞ )


A / 翔平 / 陣 / 翔平,A

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