王 女

令 和 ３ ページ11

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Aが倒れて俺との共同部屋に連れていき

またみんなの元へと戻った俺は
メンバーのみんなに頭を下げた


陣「 壱馬っ？ 」

壱馬「 これに載ってる写真は
犯罪を犯したと言ってもいいようなことをした日の写真なんです 」

「「「「「「 はっ？ 」」」」」」

壱馬「 デートする予定だった日... 」


俺はこの日の出来事を話した

ホテルのドアを壊したことも
なにもかも全て


陣「 そんなことが 」

壱馬「 公表するのならばこの話をしなければいけなくなるかもしれないと思うと
公表する気は無くなります

ですが、...俺はAと共にしたいって思ってます
心の底から、

付き合って1年しか経ってないけど
俺はこれからもこの先もAとメンバーのみんなと笑いあっていたいんです 」


我儘を言ってるのはわかる

けど俺は、ファンの人に嘘はつきたくない
俺のファンが減ることがあるかもしれない

メンバーのみんなに迷惑をかけるかもしれない
Aが変な目に会うかもしれない

自己中だって言われても仕方が無い


力矢「 わかった 」

壱馬「 えっ 」

力矢「 ...俺は公表してもいいんじゃないか
ここで否定して結局付き合ってましたってなっても
ここで否定しなくて付き合ってますってなっても

賛否両論は付き物なんだからさ 」


あとはAと話な。

そう言ってリュックを背負って玄関へと行った力矢さん
...カッコよすぎる

その後俺も俺もと応援してくれるメンバーがいた
でも、...


壱馬「 昂秀と龍は正直言って反対だよな 」

昂秀「 はい 」

龍「 俺は、別に...
Aが傷つかないのならいいんです

Aが笑ってれば、壱馬さんと一緒に
だけど、...怖いっていうかなんていうか 」


ボソボソっと喋る龍の肩に手を置き微笑んだ


壱馬「 ...俺だって怖い
Aだって、賛成したメンバーだってきっと怖いはず

不安や怖さを持ってるのは龍だけじゃない 」

龍「 っ、壱馬さん 」

壱馬「 ん？笑 」

龍「 Aを沢山笑わせてやってください 」


行ってきます。

そう言って歩いて玄関へと行った龍
ほんまに、龍はAのこと好きやな〜笑


昂秀「 っ、Aが公表してもいいって言うのならば
俺はちゃんと応援します

...俺だって、不安なんですから 」


その後に続き昂秀も鞄を持って出ていった

...さあ、あとはあの娘を起こしてこようか
階段を登ってAが寝てる部屋へと入った









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