190。白クマ ページ10
「じゃあ…こっちからまわっていこうか。時間は沢山あるし。」
翔が、正面の道を指差す。
「うんっ!」
ぞろぞろと、翔と松潤と雅紀とニノと智くんと祐にぃと香輝と輝依と私は、正面の道に進み出した。
……
「わぁ、すごーいっ!白クマだーっ!」
「でもさ、さっきから同じとこばっか歩いてるよね。人形なんじゃねーの?」
香輝が白クマを鼻で笑う。
それを見て、輝依が言った。
「あんたさぁ、いくら白クマが可愛いからって嫉妬しちゃダメだよ。」
「はあ?」
バチバチと香輝と輝依の間で火花が散ったような気がした。
「こっち、サルが沢山いるらしいぜ!早く次ぎ行こっ!」
雅紀が私の腕を無理矢理引っ張る。
「ま、待ってってば!」
そんな私達の後ろを、ほかのみんながついて行った。
……
「なーに買おっかなぁ?」
ここはお土産屋さん。
さっきから何を買おうか悩みっぱなしの私。
今度はぬいぐるみ達を眺める。
全部欲しい…ってのが本音だけど、さすがに全部買えるほどのお金は持ってないし…。
「A〜っ!まだぁ?」
智くんは…というか、私以外の全員はもうお土産を選び終えてて、外のベンチに座って待っててもらっている。
「待ってっ!!」
白クマのぬいぐるみを手に取り、レジに走った。
「○○円です。」
財布の中からお金を出した私の隣に、待ちくたびれたのか松潤が来た。
「あと10分でバス発車。」
「待って待って!」
私達の学年の、修学旅行の目当ての中に、“10分前行動”というのが入っていて、私達は忠実に従っている。
…我ながら、偉いと思う。
会計を済ませ、私は松潤とみんなが待っているベンチへ行った。
ラッキー嵐
リーダー・ニノ
16人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛理☆(プロフ) - メイド様さん» 授業中にね。 (2012年10月21日 20時) (レス) id: f25152ee53 (このIDを非表示/違反報告)
愛理☆(プロフ) - メイド様さん» 私もメガネですよー♪ (2012年10月21日 20時) (レス) id: f25152ee53 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様 - 鈴さん» 視力は全然良くないよ~。授業中はメガネかけてるし。髪は…胸あたりぐらいまであるよ♪鈴さんは? (2012年10月21日 20時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - メイド様さん» あ〜海外ねー♪なんとなく思い出した(*´∀`*)メイド様って視力良い?あと、髪の長さどれくらい? (2012年10月21日 17時) (レス) id: c1d090d864 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様 - 鈴さん» 榎本さんがダイヤを持って海外へ逃げたのか…的な(笑) (2012年10月21日 16時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ