ドＳなあらしとドＭな私、７

１８７。テンション ページ7

「「北海道っ♪北海道っ♪」」

はしゃぎまくる私と輝依と香輝と雅紀。

「やっほーいっ！」

一般客に迷惑？

いやいや、ちゃんと道の端っこで一列になってはしゃいでるから大丈夫♪

「Aさ、今日異様にテンション高いよね。」

翔が、私達の後ろで呆れている様子。

いや、翔だけじゃなくて、私と輝依と香輝と雅紀以外の人達が呆れてるかも…☆

「そうかなぁ？」

「バスの一号車の人！！ここに二列で並んで！」

旅行委員が声を張り上げて言っている。

「俺らは、５号車だってさ。」

松潤がしおりを見ながら言った。

「５号車ってことは…最後？」

雅紀が後ろを振り返って言った。

「だな。」

祐にぃが頷いたのを確認すると、雅紀は私の手を引っ張って、一番左の列に並んだ。

「最初は旭村動物園か。ってことは、早速バス移動♪」

「ですね♪」

なぜか“♪”をつけて話すニノと智くんの会話が私には聞こえなかった。

でも、嵐全員＋香輝にはそれが聞こえたみたいで、ニヤリと笑った。

……

「じゃあ、私と輝依は一緒に座ろうか。」

「うん、そうし…」

「「ダメ、ゼッタイ！！！」」

私と輝依と祐にぃを除いたみんなが言った。

「A、輝依、あの辺の席にどこでもいいから座ってくれ。ただし、隣の席は無しな？」

香輝に指示されたとおりに私達は座る。

「どゆこと？」

「ちょっと待ってて。」

松潤が祐にぃを一言で黙らした。

なんか…そんなフレーズの言葉どこかで聞いたことが…。

なんて考えてると、凄い足音と共にイス取りゲームが始まった。←

──ダダダダダ

「だめ、ここは俺の席！」

「ちげえ、俺のだ！」

…私の隣の席は、人気があるらしい。

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ラッキー嵐

リーダー・ニノ

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