ドＳなあらしとドＭな私、７

１８５。写真 ページ5

そんな雅紀の一言に、私はビックリ＆焦りだした。

なんで知ってるの？？

祐にぃ以外、誰も知らないはずなのに…！

「あれ、図星な感じ〜？」

ハッ、雅紀にカマかけられたの？！

「だって、飛行機って揺れると怖いじゃん。」

私は口を尖らせて言った。

「「・・・。」」

雅紀と香輝が耳を赤く染めて、口をバカみたいにポカーンと開けながら黙ってしまった。

──ポーン

『只今シートベルト着用のサインが…』

私は、その放送を聞いたのと同時にイスの下のスクールバックの横に置いていたお弁当をビニール袋から取り出した。

そして、机を出してお弁当を乗せた。

「お弁当たーべよっ♪」

「「そーだなっ！」」

なんだ、この切り替わりの早さは。

「あ、私カメラ持ってきたから写真撮ろうっと。」

デジタルカメラをスクールバックから取り出して電源を入れた。

「香輝〜、はいっチーズ！」

──カシャ

画面の中には、笑顔でピースしている香輝が写っていた。

「雅紀も、はいっチーズ！」

──カシャ

画面の中には、カメラ目線の笑顔で箸を加えている雅紀が。

せっかくだからその後、翔と祐にぃ…と祐にぃの隣の女子、ニノと智くん、松潤と輝依をそれぞれ写した。

それから私も、みんなのカメラ(全員カメラ所持していた)で撮ってもらった。

……

「祐星さん…めちゃくちゃ迷惑そうな顔だな。」

「隣の女子…祐星にかなり話しかけてるもんね。」

「…だね。」

お弁当を食べ終わってから、さっき写した翔と祐にぃが写ってる写真を見て、私と香輝と雅紀は苦笑した。

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ラッキー嵐

リーダー・ニノ

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