ドＳなあらしとドＭな私、７

２０６。点呼 ページ27

「「それではおやすみなさい。」」

旅行委員による点呼が終わり、私は部屋のドアを閉めた。

「あ、日記書かなくちゃ！」

１日の出来事を、しおりの後ろの方のページに書かなくちゃいけないことをすっかり忘れてた！！

「俺もまだ書いてないです。」

私とニノは筆記用具としおりを持ってそれぞれのベッドに寝っ転がった。

「うーんと…」

……

──ピンポーン

途中まで書いたところで、インターホンが鳴った。

「俺が出ますよ。」

──ガチャ

「ヤッホー！来たよー！」

智くんと雅紀と翔と祐にぃが小さな声で足音をたてずに入ってきた。

「あれ、何書いてるの？」

智くんが日記を覗いてきた。

「日記ー。智くんはなんて書いた？」

「…日記の存在を忘れてた。」

「さっき俺が“書かなくて良いの”って聞いたときに書けば良かったのに。」

翔が呆れた様子で言った。

──ピンポーン

「俺が出るー！」

ドアの近くに立っていた雅紀がドアを開けた。

「よっ！」

松潤と香輝が入ってきた。

「いらっしゃい。」

寝っ転がったまま香輝と松潤にそう言った。

「…A、その格好どうにかならない？」

苦笑いの松潤。

「もしかして…俺らのこと、誘ってる？」

香輝がニヤニヤと笑いながら言った。

「…へ？」

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ラッキー嵐

リーダー・ニノ

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