ドＳなあらしとドＭな私、７

２０３。スタイル ページ24

寝たらなんかスッキリ〜！

…ん？

なんで私香輝と松潤の部屋で寝てたんだろ？

ま、なんでもいっか。

──ピンポーン

部屋のドアに鍵がかかってたのでインターホンを鳴らした。

・ ・ ・ 。

「あれ？気づいてないかな？」

──ピンポーン

もう一度インターホンを鳴らしてみる。

・ ・ ・ 。

──ピンポーピンポピンピンピンピンピンポピンピンポーン

・ ・ ・ 。

こんなに鳴らしても出てこないなんて…ニノの身に何か？

なんて思っていたら、突然ドアが開いた。

「うっせーな。風呂入ってたんだからそう早くは出れねーっつうの。」

「な、な、な、何ですかその格好わああぁっ！」

あれなのかな、今、男子中学生のお風呂上がりというものはズボンに上半身は素っ裸、そして肩にタオルをかけるというスタイルが流行ってるのか…？

「…とにかく部屋入れよ。」

「うううううう、うん。」

落ち着け、落ち着くんだ私。

「Aが遅いから先にお風呂入ったからさー。Aはシャワーな。」

「はい、もちろん了解でしゅ。」

私、どれだけ緊張してるんだっ。

「ででででで、では、シャワー入ってきます。」

私はぎこちなく洗面所に入っていった。

着替えようとした寸前に響いたニノの笑い声。

服を着てください、服を。

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ラッキー嵐

リーダー・ニノ

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