ドＳなあらしとドＭな私、７

１９８。運命の勝敗 ページ18

「うっそでしょおおおぉぉぉぉ！！！！」

＿|￣|○←私

負けた…。

それもそのはず、私の相手はニノだったから。

〈回想中〉

「私、ぜっったい負けないから！私が勝ったら、お菓子頂戴ね！」

ゲームの前に、ニノに向かって宣戦布告をした私。

ニノのバックにはお菓子とゲームが沢山入ってることを知っているからこその宣戦布告。

お菓子のためなら何でも出来るっ！

「頑張ってね、A。」

そう言ってニコリと微笑んだニノ。

そして、ニノファンの女子がバタバタと倒れていく。

と、そこまではニノの天使バージョンだったのに、突然…

「俺が勝ったら、俺の言うこと１つ聞けよ？」

・・・。

マジっすか？！？！？！

「それじゃあ開始しまーす！」

……

そして、その結果が…。

と、回想の間にもう何試合か終わったみたいで。

「あー、俺も負けちゃいましたー。松潤、俺の分まで頑張って下さい。」

…なんてわざとらしい会話なんだあぁぁﾟ(Дﾟ )

ゲーマー様が負けるなんて逆におかしいで…

「ちょっと俺とAはホテル探検行ってきまーす。」

え゛？！？！

マジでおかしくない？？

「「行ってらっしゃーい！」」

笑顔で見送らないでえぇ！

「さ、行きましょうA。言うこと…聞いてくれますよね？」

「…はぁい。」

そして私は半ば引きずられるようにして部屋を出ていった。

その光景を、じっと見ていた人の名前は…──

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ラッキー嵐

リーダー・ニノ

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