ドＳなあらしとドＭな私、７

１９２。ゲーム ページ12

…因みに、輝依の隣はまた中山竜音くん。

「ねーねー、遊ぼうよー！」

前に座っている雅紀が言ってきた。

「じゃあ…しりとり？」

「えーーっ！」

私の案には不満のようです。

「いや、しりとりという遊びは、数多くの言葉を知っていなければ勝つことが出来ない、頭脳的ゲームなんだよ？」

・・・。

「翔、そこまでは…」

「いや、確かにそうかもしれないな…よし、やろう。」

智くううぅぅぅん！！

１人で道の真ん中のイス(組み立て式)に座っているから寂しくなったのかな…？

「輝依もやるでしょ？」

私が後ろの席の輝依に話しかけると、輝依は笑いながら頷いた。

「中山くんも一緒にする？」

「………………ああ。」

ということで、合計10人で大々的なしりとりをする事になりましたっ☆

「じゃあ…俺から。りす。」

祐にぃ、選択した語句が可愛いよ…。

……

「うわーっ！ここのホテルかっこいーっ！ホテルみたい！」

「いや、ホテルですから。」

私はニノに冷静なツッコミを入れられた。

因みに、しりとりの勝者は、なんと中山くんだった訳で。

ちょっと意外…。

翔は後一歩の所で、38回も出た“り”にぶち当たってしまって、中山くんに負けちゃったのだけども。

だから、翔の周りの空気はドヨーンとしていて…重い。

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ラッキー嵐

リーダー・ニノ

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