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百十一、まさかの攻撃 ページ24

「ニ…ノ……!」

掠れた声で彼の名を呼んだ。

「なんだぁ?お前。」

「そうですね…今の俺は殺人鬼といったところでしょうか。」

その人を見た瞬間、さっきとは違うドキドキが襲ってきた。

さっきまでは逃げることだけを考えていたので忘れていたが、私は半裸状態。

しかも、この角度は絶対見えている、絶対。

なんなのこの羞恥プレイ!!

それよりも、殺人鬼って何を言ってるの。

…ちょっとスルーしてみたけど、やっぱ気になるわ。

「今すぐAから離れないと、死ぬまで後悔しますよ…というか、すぐに後悔するでしょうね。」

机に放り出してあぅた刃物を掴んで、近づいてきたニノ。

しかし目の前の気色悪い男は動じることもなく、私の喉に手をあてた。

「くっ…はぁ…」

苦しくて…気持ち良くて…

手足をバタバタと動かした。

「見ろよ、苦しそうにしてるぜ?これ以上近づいたら…うわ!」

見ると、ニノはそいつに膝かっくんをくらわした。

そいつは私の首から手を離し、私が拘束されているベッドに手をついて、崩れ落ちた。

一瞬の出来事に頭がついていかない。

「國島英矢!とうとうお前を逮捕…あ?」

刑事さんらしき人が、突然入ってきた。

今の状況を把握していないようだが、とりあえず署まで来てもらおうか…なんてお決まりの言葉をブツブツ言いながら男を引っ張って出て行った。

「ふふ…ふはは…っ」

例の男は狂ったように笑い出した。

当然、刑事さんや私の手錠の鍵を探しているニノ、そして私は怪訝な顔をする。

「おまえ、芸能人のくせに俺に暴力を振っ…」

「振ってませんよ。それとも…膝かっくんも暴力にはいりますか?」

なるほど、だから刃物持ってたのに攻撃が膝かっくんだったのね。

流石というか…。

「膝かっくんんん?んなもん暴力なわけあるか。さあ國島、おとなしく歩け!」

膝かっくんは暴力じゃないと簡単に決めた刑事さん。

そんなものなのか…?

そんなことを考えながらも、私はホッとして目を閉じた。

百十二、そして→←百十、※誰か


ラッキー嵐

リーダー・ニノ


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ゆい - 今までの「ドSなあらしとドMな私」面白かったです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2018年1月30日 17時) (レス) id: 396b550981 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様(プロフ) - 亜美さん» よろー(^-^)了解w (2013年9月30日 12時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - メイド様さん» 申請しておくー!あ、もうLINEPLAYの話はココでストップね(笑) (2013年9月30日 2時) (レス) id: 58ac159677 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様(プロフ) - 亜美さん» そうそう~ (2013年9月29日 22時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
メイド様(プロフ) - 二宮杏子さん» だよねぇ(´▽`) (2013年9月29日 22時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メイド様 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2013年7月11日 16時

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