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ワッショイ(^o^)ノノ百ヽ丶(^o^)ワッショイ、家 ページ13

「祐星様、私の話し聞いてくださいます?」

「はい、もちろん。」

「私ね、去年旅行したん…──」

…割愛…

「へえ、それは凄い…アハハハ…」

地獄だぁぁぁっ!!

なんなんだよ、この自慢話。

俺も流石に口の端がヒクヒクと…

──コンコン

「お嬢様、お電話です。」

ドアの外から聞こえた声に、こいつの話が停止した。

神ーーーーーーー!!!

こいつが席を立ったのを見て、心の中でそう叫んだ。

「誰からよ…。」

「旦那様からです。」

あいつは走って部屋を出て行った。

「お下げいたします。」

「あ、どうも。」

中身のないティーカップを下げてくれた。

「いやー、それにしても疲れた!」

うーんっと伸びをすると、メイドがじーっと見てきた。

「…ん?」

「い、いえ…!」

メイドが焦ったように部屋から出て行こうとしたのを、俺はまた止めた。

「そういえば、歳は?いくつ?」

聞きそびれてた。

「16です。」

俺より年上か…。

「高2?」

「学校は行ってませんが、多分高1です。」

「…高校行ってねぇの?」

流石に行ってると思ってた。

「中卒ってやつです。」

「ふ〜ん…。」

「では、私はこれで…」

「あ、ちょっと待って!」

もう1つ聞きたいんだ…

「もしさ…もしもだからな?」

「はい。」

「もしもこの家が潰れたらどうする?」

それを聞いて一瞬驚いた顔を見せたが、すぐに笑顔になった。

笑顔と言っても、苦しそうで泣きそうな笑顔だったが。

「私はただの、“この家”で雇われているメイドです。この家が潰れたら……身でも売るしかありませんね。」

ふーん…

潔い子だな。

でも…気に入った。

“もしも”この家が潰れたら、俺の家で雇ってやるよ。

ニヤッと笑う俺に、ただ首を傾げる彼女だった。

百一、(会社)人(会社)カイシャトカイシャガ、テヲムスブ→←九十九、質問


ラッキー嵐

リーダー・ニノ


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ゆい - 今までの「ドSなあらしとドMな私」面白かったです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2018年1月30日 17時) (レス) id: 396b550981 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様(プロフ) - 亜美さん» よろー(^-^)了解w (2013年9月30日 12時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - メイド様さん» 申請しておくー!あ、もうLINEPLAYの話はココでストップね(笑) (2013年9月30日 2時) (レス) id: 58ac159677 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様(プロフ) - 亜美さん» そうそう~ (2013年9月29日 22時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
メイド様(プロフ) - 二宮杏子さん» だよねぇ(´▽`) (2013年9月29日 22時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メイド様 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2013年7月11日 16時

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