第五の扉 ページ10
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いくら掻き消そうとしても、
死ぬ間際の伶菜の顔が頭から離れない。
彼女の表情には、恐怖とともに、
憎悪が滲んでいた。
思い過ごしだろうか。
しかし、
伶菜の怨念が全身に宿ってる気がする。
次は自分の番なのかもしれない。
悪い予感がする。
砂の中に消えていった伶菜が、
青筋の浮かぶ華奢な腕で
私の足をグイグイ引っ張っているようだ……。
私はその腕から逃れるように、
自ら扉を開ける。
これが出口でありますように………
と祈る気持ちは、もうなかった。
すでに５番目の部屋が
立ち塞がっているではないか。
願うだけ無駄な気がした。
祈れば祈るほど、
後のショックが大きくなるだけだ。
もう、一切の希望を抱かない。
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朱花(プロフ) - レミィルさん» ありがとうございます！！移行完了しましたので4でもよろしくお願いします(^^) (2017年9月30日 14時) (
レス) id: ac0f08ff93 (このIDを非表示/違反報告)
レミィル(プロフ) - 見ていてとてもドキドキしますし、怖いです！笑これからも更新頑張ってください！！！ (2017年9月30日 12時) (レス) id: ba1487fcf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 朱花さん» いえいえ！がんばってください！ (2017年9月26日 19時) (レス) id: b736c5ab4c (このIDを非表示/違反報告)
朱花(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもっと怖くなるかも！？金･土に更新出来なかった分今日たくさん更新しますね！！ (2017年9月24日 21時) (レス) id: ac0f08ff93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 初見です！めっっちゃ面白いです！(怖いけどww)続き気になる〜(〃'▽'〃) (2017年9月24日 21時) (レス) id: b736c5ab4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱花 | 作成日時：2017年9月16日 2時
