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・ ページ19
_片寄涼太
そう言いたいのに、
足がいうことを聞いてくれない。
目の前に、大きな壁が立ちはだかっている。
イメージばかりが先行して、
行動に移すことが出来ない。
涼 「 ……帰るか 」
結局、壁を乗り越えることは出来ず、
涼太は引き返し、数分前に走った道を
今度はトボトボと歩き始めた。
Aに特別な想いを抱くようになって
早1年半。
初めて会ったのは校内ではなく、
サークル活動中のダンススタジオでだった。
最初のうちは特別な想いもなかったのだが、
日々、接していくうちに、目が奪われるようになっていた。
気づけば、瞳には彼女しか映っていなかった。
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作者名:朱花 | 作成日時:2017年8月26日 17時